室戸岬ツーリング
この時期めずらしいツーリングです。
JACKさんのシェイクダウン+2009年の走り納めを兼ねてのツーリングです。
しかし、11月に長距離を走るのは、何年ぶり??
古い記憶では、きん○○が縮みあがるほどの寒さだった記憶が。
一応寒さ対策として、上着は防寒用Tシャツ、長袖Tシャツ、トレーナー、冬用ジャケットでこれ以上は無理なほど着込みます。
下は、オーバーパンツが良いのでしょうが見栄えが嫌いなので、防寒用アンダーウェア(タイツタイプ)とGパンです。ちょっと不安はありますが、
この装備でがんばってみます。
ちなみに、バイク本体には防寒グッズ(ホッとグリップ)は未装備です。
8時に鳴門IC付近のファミマで集合です。余裕を見て6時には出発する予定で、軽く身支度をして外に出てびっくり!! まだまだ真っ暗です。
朝一発目の気温チェックでは13.0度。この値はたぶん本当の温度と思って間違いないです。

軽く暖気を行いタイヤ空気補充等、運行前チェックを済ますとだんだん明るくなってきました。
ウィンカーポジションが目立っていい感じです。

なんだかんだで、6時出発予定が少し過ぎてしまいましたが、とりあえず出発です。
阪神高速、第二神明を通って神戸淡路鳴門道に入ります。
明石海峡大橋の手前で一枚。
約4kmの長さがあるのにびっくりですが、吹流しの動きがとても気になります。右に向いたり左に向いたり、真横になったり、ダラーンとしたり、
風の強さはそこそこありそうですが、風向きもバラバラで真横からの直撃も想像できます。
この橋を渡らないと集合場所に着かないので、意を決して走り出します。

案の定、橋の上では風が強く、バイクが流されそうになります。
3車線のど真ん中を80kmの低速で走ります。本来なら左端を走ったほうが良いのでしょうが、海が見えるのでなるべく中央よりで、
顔も海を見ないように右側を向いて走ります。
(極度の高所恐怖症です。)
橋を渡り終えたらぶっ飛ばしです。今まで抜かれた車を全部追い越すつもりで走りますが、最初のSAでちょっと休憩です。
淡路の中はどれほど風が吹いてもなんともなく快適に次の関門、鳴門大橋に向けて走ります。
鳴門大橋は距離的にはたいしたものではないのですが、またもや風が.....。
鳴門ICを降りると集合場所のファミマは直ぐです。
いつもの如く樹さんは既に到着済みです。

JACKさんは1時間近く遅れて到着です。
駄弁りながら待っていたので、それほど気にはなりませんし、当然またここから駄弁りが始まるのですから。
左からJACKさん(93)、樹さん(K7??)、私(stakeさん)(94)です。
めずらしい事に、3台とも青白です。

徳島市内の国道11号は結構車の数も多いですが、55号に入ってからは高速道路のようなバイパスで好きなだけ飛ばせる感じですが、けーさつさんが隠れてそうで
飛ばしたいが飛ばせない難しい道路です。
道の駅”日和佐”で休憩です。
最近お決まりの整列ショットです。

道の駅”日和佐”の先で55号を離れ、南阿波サンラインを走ろうと。
サンライン入り口で止められ、マラソン大会の為途中かた通行止めになっているらしい。とりあえず最初の駐車場、展望台まで行くことに。
ガラーンとした駐車場。バイクが数台止まってるだけです。一応売店も開いてはいましたが、全く気にならないほどの存在感無しのお店。
国定公園に指定されていて、新日本観光地百選に選ばれているそうなので、景色は綺麗で良い感じです。
日差しも心地よく、のんびりするには良い場所です。こんな場所が神戸にあれば良いのに。

再度55号に戻り、南下します。
が、急に国道を離れ怪しげな場所に。
車は駐車しているがバイクは全く。その車からはウエットスーツを着た人がちらほら。
コンクリートの門をくぐれば、綺麗な砂浜が。海にはサーファーさん達がうじゃうじゃ。写真ではそうは見えませんが、2〜300mほどの海岸があり海の中には
100人以上とも思えるほど人が波待ちで綺麗に並んでます。

サーフィン見学の後は、待ちに待った海岸線を走ります。
室戸市に入ったところですが、車も少なくなかなか快走です。しばらく走ると、前方に変な形の岩が見えてきます。


夫婦岩ですね。
関西付近では伊勢の夫婦岩が有名ですが、全国に38箇所もあるそうです。(yahoo調べでは)

夫婦岩と言えば、注連縄(しめなわ)ですが、当然ここにもあります。
数年前に一人で来た時には全く気が付かなかったのに!!

ここの手前に”弘法大師の青年像”がありましたがスルーして、御厨人窟(みくろど)に到着です。
ここで、弘法大師さんが修行をしたそうです。
駐車場もそこそこな場所なのに、大型の観光バスが3台も路駐するほどのスポットみたいです。
なにげに後光がさしてるような映ってます。 焚き火の煙じゃありませんから....

御厨人窟から2分ほど走ると室戸岬に到着です。ここが本日のメインの場所なのですが、看板だけは見つけましたが.....。

肝心の岬はどこ、どこ、どこ??
人もほとんどいない??
歩き回っても発見できず、とりあえず室戸岬と書いてある看板でOKとしておきます。
山の上に灯台が見えたのですが、近くまで行けなかったのがちょっと残念です。(知らない間に灯台灯台マニアになったみたいです)


室戸岬でのんびりしてたら、昼時も過ぎて御当地名物も解りません。海のそばなので海鮮物がお勧めかと思っても場所がわかりません。
下調べはしてたのですが見つけることが出来てませんでした。
困った時の”道の駅”キラメッセ室戸の”食遊 鯨の郷”でお食事です。

鯨が取れる????のか、鯨定食や鰹たたき定食、何処にもあるしょうが焼き定食など多彩なメニューです。
とりあえず、めずらしい”鯨の竜田揚げ定食”を頼んだのですが、肝心の写真が.... 忘れました。
見た目は、鳥の竜田揚げとさほど代わり映えはしないので想像してください。
お土産には、鯨の大和煮です。
この鯨の大和煮はいつもあるものでは無いようなので、めずらしさだけで買ってみました。
側面には”おいしい鯨は日本の宝−海の生物資源を大切に利用しましょう”と書いてますが、利用って!! 食べましょうの方がキャッチコピー的には良いような!!

室戸岬も行ったし、食事も終わったし、残るは帰るだけです。
だんだん日も傾き始め、気温も下がってきます。
高速で帰るため、南国ICに向けて出発です。
寄り道もせず、走る走る。トイレに行きたくても走る。
高知の街中に近づくにつれ、渋滞に巻き込まれるが、とにかく走る。
で、やっとたどり着いたのが、南国ICの近くの道の駅”南国”です。
南国ICから高速に乗ると、次のPAエリアまで40kmはあるらしいので、一旦ここで休憩です。

まだまだ明るく見えますが、もう夕方で薄暗くなってます。
写真を撮ってしばらくすると、真っ暗に。
この時間ではちょっと寒いな!!と、言う感じでしたが.....

駄弁りもそこそこに、さっさと帰路につきます。
で、南国ICまではほんの2,3分。さあ高速で一気にと思いきや、走り始めて最初に感じたのは”さぶっ”
今までの寒さなんて比較にならない程の寒さです。
トンネルに入ると暖かいのですが、出ると耐えれないくらいの寒さが襲ってきます。
しばらく走って思わず後ろに積んでいるバックに手をやると、バックの中に入っているツーリングマップルが手に当たります????
本来なら、バックの表面に手が当たって、”おう、チャックの閉め忘れはないな”と感じる所だったのに、バックの中身を触ることが出来るって???
振り返ると、チャックが全開でバックの中身が飛び出しそうになってます。
手探りでチャックを閉めようと頑張りますが、チャックの数が多くて、どのチャックで閉まるのかがわかりません。
バックからは、買い物袋がひらひらと今にも飛んでいきそうです。
この時点で先頭の樹さんは見えなくなってしまい、後ろのJACKさんはペースが遅くなった事で????な状態です。
高速での落し物は事故にも繋がるので、JACKさんには先に行ってとジェスチャー(解ったかどうかは不明ですが)して、一旦止まってバックを確認します。
チャックが全開になっていると言う事は、完全に閉め忘れでしょう。ここでは、中身の確認はせずに、バックのチャックを閉めてすぐさま走り出します。
JACKさんは低速で先に走っていたので、OKの合図をして、樹さんに追っかけます。
最近は、トラブルもミスも無かったので、ちょっとショックです。
豊浜SAでバックの中身を確認して落し物が全く無いことに、ホッと!! 一息です。
寒さの為か、駄弁り時間も短めになります。樹さんとはこの先の坂出ジャンクションでお別れで、瀬戸大橋で帰ります。
寒さと真っ暗な為、写真はありません。
瀬戸大橋では風速5mの表示。風にあおられ左右にふらつきながら走ります。
落ちないことを祈りつつ、ハンドルは思いっきり握って、ニーグリップもタンクが凹むくらいに力を入れて、約10kmの距離を走ります。
途中は島を通るのですが、瀬戸大橋は島の遥か上を通っているので、10km全部が橋の連続です。
橋を渡りきっても、寒さは変わらず、ついでにガス欠の恐怖まで襲ってきてます。
最後は神戸北ICでJACKさんとお別れして、23時ちょっと過ぎに無事帰宅です。
11月に入ってからのロングはちょっときついですね。やっぱり。
カッパを持っていたので、カッパを着れば少しでも寒さしのぎになったのでは??
オーバーパンツも持っているので、バックの中に入れておけばよかった??
と、これを書いている今、気が付きましたが、
次回.....、また忘れるんでしょうね!!
本日の走行距離:649.3km
[HOME] [ツーリング TOP]