セルモータにてエンジン始動不可
(KATANA)





エンジンの始動がセルモータでは困難になり、終いにはエンジンが全くかからなくなった。
唯一のエンジン始動方式は押し駆けあるのみ。
エンジン始動直後何気筒かのエキマニが冷たいまま。しかし、いったん走り出せば全く不調は感じられない。

調査1:キャブのつまり清掃チェック→問題なし
調査2:プラグの点火チェック(めんどいので4気筒目のみ実施)→問題なし

現象の改善は全くなく、このままの調子で当分過ごす。(処置していないので改善するはずが...)


ある日サービスマニュアルと見ていると、ふと疑問を感じた。イグナイタにて点火コイルに電気を送っているんだ。
マニュアルにはポケットテスタを使用したイグナイタ単体のチェックの値が記載されている。
おそるおそる安物のデジタルテスタにて確認すると、マニュアルとはΩ数の違いはあるが、明らかに2,3気筒イグニッションコイルへの端子がおかしい。
マニュアルには数Ωから数百Ωあるはずが、全くの0Ω。

さっそく予備のイグナイタと取り替え、セルスイッチオン。   グオォォーーン。


教訓:電気系の予備は必需品




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