プラグ破損
(バリウス)





快速通勤号(バリオス)が、信号の出だしで急に爆音号に変身。
全くのドノーマルのはずがなぜ?

マフラーでも落ちたかなと?思い覗いてみるとちゃんと付いている。アクセルを開けるとスピードは出るがパワー感が全くない。
でも走るので、とりあえずその日はそのまま自走し土日でチェック開始。

まずは、なぜかキャブのチェックより開始。しかし、キャブを取り外す前にプラグのチェックが先かな?と思いチェック開始。
1気筒目は問題なし。2気筒目はプラグキャップがすぐに抜けた。
おかしいなと思いながらキャップを見るとプラグが付いてきている。なんだ、ただ揺るんでるだけなんだと思い眺めてると、ん??

何か部品が足りない。

一番左のプラグが破損した物です。アップにするとこんな感じ

でも、ねじが切ってある方は当然ねじ込んであるので勝手には出てきません。
さて、どうしてねじの部分を取り除くかです。
不可能な場合はヘッド交換もしくはエンジン丸ごと交換になるのかな?

バイク屋さんに言って話ししても修理に用がいくらかかるか解らないし、 直る保証もないと言われちょっとショック!!

結果初のエンジン丸ごと交換しようと思い、まずはフロアジャッキを買ってエンジンを降ろそうと考えていました。
そこでもふとしたことから、 プラグの適合表を見ていると、同じ現象の対処方法が書いてありました。
内容は逆タップで取り除くというような事でした。早速、金物屋に行って逆タップなる物を購入。(2000円程度)
逆タップとは、通常のタップとねじが文字通り逆になってるんです。普通はおれたボルトなどを抜き取り時などに使用するらしく、先にドリルで穴を開けてその中に逆タップをつっこみ左に回すらしい。 そうすると、逆タップがねじに食い込みその力でおれたボルトが抜けてくる発想です。

こんな感じでです。
でも水冷エンジンはプラグが奥深く入りこんでいるので、普通のタップハンドルではプラグの場所まで届きません。
タップは通常ハンドルと固定する場所は四角形でタップの種類に応じてサイズが変わってきます。
ここで発見したのが、8mmのソケットレンチがジャストフィットすることです。でも、12角タイプだけです。
ホームセンターに行き8mmの12角のソケットを探しましたが、小さいサイズのソケットはすべて6角タイプ のみしかありません。
最後の手段と思い工具専門店へ行き店に人と話していると探し求めていたソケットありました。なんとSnap−ONです。
価格は1000円程度だったと思います。

これで、準備はOK。後はラチェットに延長つけてソケット、タップをはめ込んで完了。
タップが落ちないように テープなどで巻けばok。

後は、プラグ穴に突っ込んで左回しに回すだけ。

意図も簡単に抜けたので拍子抜け。

後は新品のプラグを付ければ修理完了。




教訓:プラグの締め込み過ぎには注意。



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