スカイウェイブ250 CJ43 ナックルガード取付け






冬に向けてハンドル回りを少し。本来はブリップヒーターを取り付けたいのですが、電源の配線をどうするものか???と悩んでる間に、とりあえずナックルガードでどこまで防寒が出来るものか試して見ます。

まずは純正のCJ43用ナックルガードを手配します。
品番:57300-14842-YC3(純正の白)で、約10000円ほど。

内側には
RH 57341-14G0    LH 57541-14G0  >PP+EPM-TIS<
と記載されてますので、単品のみお持ちの方参考にしてください。
形状はCJ44,46用と似ているので同じかもしれません。






ナックルガード本体と、ネジ類、説明書(日本語、英語)が付属されてます。
説明書はあるにはあるのですが、今ひとつ不明な箇所が多く、左右で取付け方法が違ったり、ワッシャーのサイズが載っていなかったりと、少し不親切なので今回の作業も 間違っている可能性もありますので注意してください。








これだけデカイと雨の日は水が溜まるのでしょう。水抜き穴が。

 






ナックルガードか無い時〜!!

 






まずは、レバーを止めてるボルトを交換します。結構豪華なゴムカバーが付いてますが邪魔なので取り外します。

 






10mmのレンチでボルトを抜きます。








上が抜いたボルト。下が交換するボルトです。
交換するボルトはネジ部が長く、頭にはM6程度の雌ネジが切ってあります。








取り付けるとこんな感じになりますが、まだ締め付けがあまいです。ちょっと隙間が残ってる。

 






次は、バランスウェイトを外します。最初は難なく作業は進みましたが、右側のバランスウェイトを外すと....








せっかくのステン(メッキ?)のネジから黒い長いネジに交換です。

 






バランスウェイト、ナックルガード、スペーサー、ワッシャーの順に取り付けます。

 






バランスウェイトを取り付ける時には、このレバーの根元部分を押し込んでおいたほうが作業が楽に進むような。








レバー根元には上側よりネジとワッシャー(カラー?お碗型です)で、下側は平ワッシャーとナット(Uナット、ロックナット)がしようされています。

 






上側はさまになっていますが、下側のナットはもう少し締め込めないとロックの部分が機能しないような.....

 








はい、これで完了です。片側10分ちょっとの作業です。
ナックルガードは無いほうがすっきりして見えますが、有ればあるでまあデザインもそこそこなので、不細工では無いと思います。

   






ブレーキのマスターが半分隠れるほど内側まで入り込んでますが、ブレーキホースを干渉しそうな部分は綺麗にカットされています。さすが純正!!








で、最初に外したレバー根元のゴムブーツは取付け不可です。








同じ作業を右側で行った時、バランスウェイトを外した後、ネジを閉めこむことが出来ませんでした。
これも、ウェルナットと言うのでしょうか?パイプハンドルには良く使われるパーツですが、久しぶりにお目にかかりました。
一旦全部抜き取ってネジをある程度締めてハンドルにぶち込んで締め付けます。
最初は空回りするかもしれませんが、その内だんだん締まってきます。








左右のナックルガードが取り付きましたが、最後に致命的????な。
アクセルワイヤーの調整部分がナックルガードに干渉するのです。写真は一杯に離した状態ですが普通に運転してるだけで、干渉するのは目に見えてます。

対策としては、

 








ホルツの透明テープ(保護テープ)を貼り付けます。
が、テープを半分に折って貼りつける状態になるし、内側は表に比べ仕上げが荒いので、貼り付が悪くすぐにはがれてしまいます。

 






あまり見えないところなので、粘着力の強そうな荷造り用のテープを3枚重ねて貼りつけます。粘着力が強く剥がれは一切ありませんが、何時まで耐えられるかは不明です。

 






これが一番便利ですが、水に弱いのでは????








余ったゴムブーツです。結構入り組んだ形状です。GSX-Rにはこんな部品無かったような。








はい。完了です。








ナックルガードを取り付けても違和感はほとんど無いです。
ハンドルの取り回し時も邪魔になる事も有りませんし、レバーを握る際にナックルガードが邪魔になる事も全くありません。
なので、取り付けることでのマイナスポイントは無いと思いますよ。

 







試走した結果、ハンドルを握る手の甲には風は当たりますが、当然指先には全く風は当たりませんが、
寒さもまだまだなので、本当の結果が解るのはもう少し寒くなってからからでしょう。




コストと性能のパフォーマンスでは”チャリのようなハンドルカバー”が一番でしょうが、まだまだ恥じらいが.....






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