ホーン交換   (GSX400S)




通勤号やGSX-1100Wはすでにホーンを交換していますが、何故かカタナは未だに交換していませんでした。ホーンを鳴らすたびに”しょぽいなー”と。 一度大きなホーンを付けてしまうと、バイク純正では、全く物足らなくなります。
今回たまたま、カタナを引っ張り出したついでにホーンの交換をする事に。


ホーン自体はすでに3セット購入済みで、その他のリレー等も揃っているので作業はいつでもOK。  やる気になれば!! って感じです。



現状の確認です。ホーン自体もさることながら、周辺も泥や、錆で汚れています。
この泥は、3,4年前に山の中で道路に湧き水が流れ出し、その上を走った時に付いたもので、それ以降ずーっと泥が付着したままなのです。 何せ、洗車事態めったにする事も無く、以前洗車時にバイクが倒れたのをきっかけに、今では全く洗車をしていません。
取り合えず、目立つところだけフキフキしておきます。







ひと回り小さいのがカタナ用のホーンで、でかい2個セットが新たに使用する車用のホーンです。一応H/Lの2種類あり、和音??を奏でてくれるのでしょう。
車用のホーンは一個で3A、108dBです。音量は規定値内に入っていますが、電流容量が3Aはちと大きめかも。
以前取り付けたGSX-R1100には1.5Aのホーンを付けたので、カタナも同じく1.5Aが良かったのですが。

 


過去通勤号に3A以上のホーンを2連で付けいた時、10Aのヒューズが切れまくり。ちょっと長めにホーンを鳴らすとプチッて切れて音が出なくなるんです。 (当たり前ですが)。この時は、15Aのヒューズに変えても時々切れてました。仕方なく、2連より、1個単独に配線変更(配線を抜くだけですが)して、一時しのぎをしていました。

そんな経験があるので、あまり大きな電流が流れるのは....と考えているのです。
とは言っても、余っているホーンはこれしかないので取り合えず取り付けます。

PS.最近のホーンは写真の用に電流容量が記載されていないものが多いです。ヤフオクなどでは、純正だから安く売っているように思いますが、 これがなんと4000〜5000円もするんですよ。500円で十分!!





取り付け位置ですが、あるようで無いスペースです。純正は三叉に取り付いている為、ハンドルと一緒に左右に移動します。
一つは純正と同じ位置に取り付けで、もう一つはアルミのスペーサーを取り付けて、前方向に下向きで取り付けます。



これを書いている今、気がつきました。前方向に取り付けたホーンもハンドルと一緒に左右に移動します。するとカウルの下側に接触する可能性があるんですよ。 確認するの忘れてました!!すでに試験走行も終わっているので、カウルに傷が付いてるか?、取り付けネジが緩んでいるか?   確認って大事ですね!!

ステーは1.5mm程度のアルミなので強度的にも少し不安が残る所なのですが、取り合えずこのまま作業を進めます。





実際の取り付けです。フロントブレーキラインの、ホースが1本から2本に分かれる部分を避けるように、S字型の金具にしてみました。

 





強度さえしっかりしていれば、結構いい感じの取り付けステーの出来上がりです。
このまま仮に取り付けて見ます。まずはノーマルの位置に新たなホーンを一発。

 





新しく作ったステーに2個目のホーンを。
取り付け自信は結構しっかりしています。でも、ノーマルのホーンよりもひと回り大きくなったので、ラジエターの冷却効率が少しは下がる気がします。







仮組みも無事終わり、本ちゃんの取り付けに入ります。
当然アルミのステーは、ヤスリで削ったアルミの板ですので、さび対策に黒で塗装をしておきます。
今回は、下地処置等は一切省いて、ヤスリの削り跡が残っている状態での塗装です。完全に手抜き状態です。

 

まあ、それなりに見える所がデジカメのすごい所です。







先ほどと同じ手順で、ホーンを取り付けます。


2個目のホーンを付けて配置は終了です。
残るは配線です。
 






ホーンへの電源供給は、バッテリー(ヒューズ経由)より、リレーを通して配線します。
タンクを外しての作業ですが、久々久々のタンク外し。やはり面倒です。(Rよりは幾分作業はしやすいですが)





今回リレーはソケットを使用せずに、リレーに直接キボシ(平)を付けていきます。
ソケットは防水タイプではないので、気休めにホットボンドで簡易防水処理を施しています。

リレーの左右に付いている線(黒と橙)は純正ホーンの配線です。この線でホーンスイッチを押すとリレーのコイルがカチッって言ってリレーが働きます。赤い線がバッテリーからの電源線で、黒い線がホーンへ繋がる線になります。真ん中のキボシはB接点なので今回は使用しません。







リレーはフロントカウル内にバインダーで固定しておきます。







カウルを取り付けても、リレー本体は、丸見えです。
ちなみに、バッテリーからの線と、ホーンへの線のキボシは、長さが短くリレー端子の奥までキッチリ刺さっていない状態です。
キボシの種類が違うのか、大きさが違っていたのか?手持ち品を利用したのでこんなお粗末な結果に、いつかは振動で外れる予感が.....。

と、ホーンへ行く黒い線は途中で2本に分かれて、それぞれのホーンに接続します。
このホーンはグランド線も接続する必要があったので、ステーの取り付けネジ部にグランド側の線も取り付けて完了です。







実際の音は、音量は問題ないのですが、音質がちょっとビビリ気味な音がしています。
まあ、中古のホーンなので仕方ないのではと半分あきらめてます。
ホーンに付いているネジをさわれば音質が変わると言う事を聞いた事があるのですが、取り付けた状態ではネジを廻す事も出来ず、当面はこのままで行くんでしょう。





ちなみに、前回GSX-R1100Wのホーンも108dBmの2連に交換していますが、今年の5月無事に車検に通りました。
試験官の人も何事もなかったように、全く気にも留めていないような感じでした。  ご報告まで!!





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