時代の流れに乗って、ウィンカーをLEDに変えてみたら(GSX400S)
2019.04.03
時代の流れに乗って、ウィンカーを電球よりLEDに交換してびっくり！！
ウィンカーを点灯させると、パカパカパカパカってハイフラに。
忘れてました、ウィンカーリレーをＩＣ式に交換しないと。
部品もいっぱい余っていることだし、ＧＳＸ−Ｒ１１００の時にも作ったウィンカーリレーと同じ物を作成しましょう。
何ぶりに作ったのか？この状態でもう完成と思っていたのです。忘れ物がある事に気が付かず、後で大変な目にあうとは。。。。
ヘッドライトの横に小さなノーマルのウィンカーリレーが。
純正はコネクタになっているので、自作ウィンカーリレーにもコネクタを付けなければ。市販品があるので買ってくるだけでOKなので助かります。
いつもは、エーモンのコネクタを買っているのですが、今回はキジマのコネクタが安く売っていたので購入してみました。
自作品と比べると、ノーマルの小さい事。ちょっといい訳になるかもしれませんが、手持ちで一番小さなケースを使った結果がこれです。
もう少し小さく作る技術もあるんですけどねぇ。
取りあえず簡易的に配線して、動作確認をします。
ウィンカーリレーの動作も完璧です。
今回は特殊なパーツを一つ追加しています。
以前の電球ウィンカーの時はＷ球を使って、ポジションが光るようにしてたんです。（ウィンカー側のスイッチboxも交換してます）
で、ＬＥＤウィンカーではＷ球と同じ動作をする商品が無い？ので、自作で作ったのがこれです。
右側２本が入力側で、左側が出力（ウィンカー接続）です。
黄色線に１２Ｖを印加させると、ポジションのように少し暗く光ります。
黒線に１２Ｖを印加させると、ＬＥＤが１００％で光ります。こちら側にウィンカーリレーの出力を繋いでいます。
これで、Ｗ球と同じ動作になるのです。
仕様している部品は、抵抗とダイオードだけですけどね！！
回路図を追記
ポジションの時の明るさ。
１００％の明るさ（ウィンカー点滅時）です。カメラの露出の関係で明暗に差があり過ぎるかもしれませんが。。。。。
このウィンカーは、１００％の明るさで常時点灯させていても、発熱でウィンカーが熱くなる事はありません。
ポジションを常に光らそうとすると、発熱があるのは大問題ですから、一番最初に調査して大丈夫なのを確認してました。
見てはいけない物をたまたま発見。ハーネスが擦れて被服がめくれて芯線が出てきてます。このまま放置しておけば、断線間違いなしでしょう。
半田付けが面倒だったので、線と線を繋ぐパイプみたいなやつを、初めて使いました。少し不安はありますけど．．．．
ノーマルのリレーと交換して、ハーネステープで自作リレーをステーにぐるぐる巻きして取り付けます。この辺はガサツでｏｋ！！
試走に行く為、ヘッドライトのコネクタを取り付け、カウルを全て取り付けで出発しようとしたら不具合発生。
１．ウィンカーを出すと、最初は元気よく点滅するが、だんだん元気がなくなり点滅をやめる。
２．ウィンカーが光らなくなっても、ウィンカーを出すと、前側のみ１回だけ光る。
３．ハザードは全く光らない。
４．ヘッドライトのコネクタを外すと、元気にウィンカーが光り続けてくれる。
５．ヘッドライトを付けても、エンジンを始動させると、何事もなかったように元気にウィンカーが光り続けてくれる。
と、こんな感じですが、トータルに考えると、電圧が低下すれば動作が不安定になるのか？？？
でも、ウィンカーリレーの最低動作電圧は９Ｖだったので、試しに１０Ｖでリレーの試験をするも全然問題なし！！
何が原因なのか全く解らず、対策が見つからないので思考停止．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．．！！
カタナの配線図、ウィンカーリレーの配線図を暇な時に見続けて数日。
やっと原因がわかりました。
なんと、部品が一つ足りませんでした。このウィンカーの配線＋と−の間に抵抗を付ける必要があるらしいのです。（手に持っているのがウィンカーの配線です）
水色の熱収縮チューブの中身が抵抗でその両端が、ウィンカーの＋と−の間に接続します。
リアの左右のウィンカーに、それぞれ抵抗を付けます。
たった、抵抗を付けただけで、今までの症状が嘘のように消え去りました。
正常に点灯するようになったウィンカーに喜びを感じます。
ただ、ＬＥＤウィンカーに変えただけなのに、今回は結構大変＋考えさせられました。
市販品を買えば簡単に取り付けも済んだのでしょうが、早く時間と手間をお金で買えるようになりたい．．．．．．。
ウィンカーが普通に点灯している写真ですが、長い道のりでした。
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