スイングアーム、キャリパーサポート、トルクロッドをパウダーコーティング&ネジ類のメッキその2(GSX400S)




2015.10.10
これが、今回使う小物たちです。

小物の割には光輝いてます。たぶんいやらしいピカピカにはならないと思うのですが。








準備も整っているので、さっさと進めます。
チェーンスライダーと、ベアリングカバーを付けてですが、当然ベアリングにはグリスを擦り込んで、カバーの中もグリスをたっぷりと。








新しいスイングアームは汚さず、傷つけず慎重に作業します。
言い忘れてましたが、メッキのネジ類、スイングアームのネジ穴類は出来る限り、タップなどでネジ山を綺麗にしてあります。組み込む前の当然の作業ですよね!!








スイングアームを取り付けてうっとりしてると、自分のバイクの現状が目の前に。こりゃ酷い。錆汚れ、自分のさぼり癖にあきれます。

 

 






トルクロッドとキャリパーサポートです。どちらも元は黒ですが、リア周りを明るくしたいのでシルバーにしてみました。








トルクロッド、サスを付けて、

   






リアシャフト周りですが、綺麗すぎ!!
ここにタイヤを通してスイングアームに取り付けるのですが、ホイールのベアリングの交換が....

 






サクサクと抜きましょう。
手前にあるヘキサネジはヘキサレンチを入れて回り止めをして、その中にある14mmのナットのデカいやつを締めこみます。今回は外れる気配がする時”ペキッ”って音がすると、するすると抜けてきました。








上2つがノーマルです。左右で物が違います。おそらくハブダンパーがある方は多少誇りなどに弱いベアリングでも大丈夫だからかな。
どっちにしてもカバーは片側のみなので、時間とともにグリスが無くなる可能性があります。
新たに付けるのは表面シール付きです。少しは抵抗がありますが、グリスが無くなり固着する可能性が少ないので、皆さんもこちらを良く使用されてます。
ちなみに型番は、NTN 深溝玉軸受 両側接触ゴムシール形 6303LLUがホールには2個
          NTN 深溝玉軸受 両側接触ゴムシール形 6305LLUがバブダンパーの所に1個です。

 






新しいベアリングを入れますが、僕のやり方のですが、これくらいまではゴムハンマーで叩いて入れます。この時に真っ直ぐに入ってる事を確認します。だいたい1/3を入れる感じです。当然古いベアリングを当てがって新品ベアリングは絶対に叩きませんように!!








何時もの、どこでの見れる圧入の方法です。ここでも古いベアリングを当てがって売れます。右の写真では古いベアリングが8割ほど入り込んでます。また抜くのが面倒なんですが。

 






出来上がり。
同じように反対側も交換します。








ダンパー側はベアリングがデカいのが特徴です。
このベアリング抜き工具は足が短いのが難点なんです。写真の様に下駄を噛ませて高さを稼いでやっと抜けます。

 






このベアリングは両方にシールがありません。
これで、最後のベアリングですが、外したベアリング全て問題なくまだまだ使用できる範囲でしたので、今回は予防保全での交換でした。








新しいベアリングを圧入します。








こんな感じで入りました。ダストカバーを取り付けて完了です。

 






で、既に全て取り付け完了です。
今回はブレーキホースを弄るのが嫌だったので、ノーマルと同じく下側を通します。固定金具が無くなったので、バインダーで仮止めしています。

 

   






最後にサイドスタンドです。これもパウダーコートです。








さすがに塗った方が艶が.....それしか違いがない!!








サイドスタンドを上げた方が、バネの力が弱くて取り外し/取り付けが楽ですよ!








うーん??何人の人が気が付くのでしょうか。今回の作業は全体的に自己満足のレベルですが、このサイドスタンドは究極の自己満足ですか?

 






自己満足の世界を見てやってください。

   

   

   








ピポットシャフトとナットがメッキされてないのが、少し寂しい!!







リア周りの大きな写真が無いのが????ですね。たぶんほとんど気が付かないレベルですが、ちょっとは綺麗になったかなと言うレベルです。
こまめに磨かないとくすんで折角のメッキも台無しになりそう...。
リアの肝心なブレーキキャリパーが黒(なぜが青みがかってきているが)なのを変更するのと、ブレーキDISKを交換すれば、ほぼ完璧です。

これが終わったら予備のフレームでも買って、全部移植して自分のフレームを塗装に出したい気分ですが、
まあ、無理でしょうね!! 

ちまちまスプレーで塗って行こう。








おわり!


 <<その1


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