ブレーキフルードの交換 (GSX400S)
このバイク、購入して早8年。一度もブレーキフルードの交換をしたことがありません。
今回車検に向けての整備にて、少しフルードの量が少ないのでたまには交換してみようか
と言うことで、初めての交換になりました。
車検に向けての整備はその他は、そこそこやってますから。自分なりに......。
フルードはRで使用したフルードが余っているのでそれを使用します。本来新品が良いのでしょうが、8年物よりはましでしょ!!
窓から見えるフルードは適度??な茶系の色をしてLowレベルを遥かに下回っています。

実際に上から見ると、フルードの量はもう少し余裕がありますが、色は.... こげ茶色です。こんなフルード見たことあります??
まあよくもここまでサボっていたな。と、自分でも関心するほどです。

今回はフルード交換がメインなんですが、全てばらして掃除した方が良い様な。ある程度は汚いフルードを吸い取りましたが、墨の方にどうしても残ってしまいます。

キャリパーの方の清掃は既に完了しているので、早速新しいフルードを入れてやります。
で、フルードを入れるツールですが、以前junさんのblogで使用いていた物を真似して購入してきました。さすがに”液だれ防止機能付き”一滴もこぼれません。なかなかの優れものです。
一応、タンク周辺をウエスで巻いて飛び散り防止をして、いざフルード注入です。最初のうちは、古いフルードと混ざるように見えましたが、最終的には汚いフルードは下の方に沈殿している
感じです。やはり、分解清掃の方が良かったのかと.....。

エア抜きはマスタから遠い方から順にするんだっけ?? と、過去の記憶をたどりながら、左側のキャリパーよりフルードを抜いていきます。元々フルードが入っていた所に新しいフルードが
入るだけなので、あまり気を使わずにシコシコ抜いていきます。
黒い液体が出る出る。

急に右側に変わりましたが、ほぼ透明なフルードに変わっています。でも、チューブが汚れていて、本当に透明なのかどうか判りづらいものです。

左右のフルード交換が終わり、タンクにたっぷり新品のフルードを入れてやります。サイドスタンドで作業しているので、タンクの斜めになっているので、どこまで
入れれば良いものなのでしょう。

後は、ダイヤフラムの掃除と点検をして蓋をして完了です。
今度はリア側です。タンクの蓋の間より汚いものがにじみ出ています。色はフロント同様の適度な茶色ですか!!
蓋を開けると予想通りの真っ黒な色をしています。
こんなので、機能をちゃんと果たしていたのか?と疑問になるのですが、ブレーキの効きには特に不便さも感じられませんでした。(ただの鈍感かも)
フロントと同様に汚いフルードはさっさと吸い取って新しいフルードを入れてやります。

ふみふみ、ピュ!!、ふみふみ、ピュ!!っと、汚いフルードを追い出します。

フルードの交換が終わった後にタンクの汚れやダイヤラム、蓋の汚れを清掃して、作業完了です。
タンクのシミは組み上げた後もそれほど、綺麗にはなっていないな!!

寒空の下、1,2時間で体力の限界です。本日の最低気温1度。日中は5,6度程度。青空整備には厳しい季節です。
あったかい部屋で休憩した後、試乗へ出かけます。
実際フルード交換で何か体感できるような事も無いだろうと、思っていましたが、
フロント側:レバーと制動力がダイレクトになった感じで、握ればドッカーンって具合にブレーキが効いてしまいます。
今まではレバーの握り始めは柔らかで、握り切った所でも柔らかな感じでしたが、今は、ガッツン、ガッツン効いてくれます。
下手にパニックブレーキでも使用ものなら一発でロックすること間違いなし。
リア側 :今まで通りの踏み方でレバーを踏んだら、即ロックです。ゆっくり、じわーっと踏まないと怖いくらいです。
こんなに変化があるとは思ってもいませんでした。
今まで、腐ったフルードでのブレーキングになれているので、今後はちょっと慎重にブレーキングをしないと、ロック、最悪転倒になるかも。
やっぱり、日ごろのメンテナンス重要ですよね。
でも言い換えれば、サボっていたから違いの分かる男になれた!!と、言うことに......
この際、ラジポンに交換しようかな???????
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