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純正のチンスポの成型。パテ盛りも込み |
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型を取るときにチンスポを固定する為のジグ(アクリル板3mm)を製作。このアクリル板は最終的には樹脂流し込み時にも使用するので、中仕込みように穴、チンスポ固定用の穴、空気抜き用の穴を開けておく |
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純正のチンスポとアクリル板の合体。この形で型を取る |
アクリル板の周辺をベニア板で枠を作成。この枠は周囲のみで天板、底板はいらない。
天板はアクリル板を使用する。
木枠にアクリル板(チンスポも)を取り付けて型取り用のシリコーンが漏れないようにテープで
穴をふさぐ。底面を上にして、シリコーン樹脂を流し込み型取り開始。
黄色板:ベニア板 黒板:アクリル板
アクリル板にはチンスポの取り付けねじを利用して固定しておく。
型はこんな感じで出来上り。
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型取り用のシリコーン樹脂。通常は東芝シリコーン”シロプレン RTV-2K”を使うらしいが出来上がり後の樹脂の堅さがこちらの方が少し固かったのでTSE350を選択。 |
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出来上がった型。説明書によると12〜24時間で硬化すると書いてあったが、実施には6時間程度で固まった。 出来上がった型はカッターで容易に切れる(柔らかい消しゴム程度)ので、ある程度の型の修正をしておく。 |
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型取りが終われば次は製品の複製作業。チンスポにはカウルとの取り付け用ボルトが
必要なためボルト取り付け用の金具を作る。同時にボルトをはずれにくくするために
くの字に曲がった金具で、軽量化の為に穴もあけれられるほどあけておく。
ボルト、金具を先ほどまで使用していたアクリルのいたに取り付け、出来上がった
型に取り付け、プラスチック樹脂を流し込む。
樹脂は何を使用したらよいのか解らず、いろいろなHPを見ると良く、キャスト、プラキャスト
などと言う単語が出てくるので、僕はハイキャスト(有機溶剤系ウレタン注入剤、2液混合
タイプ。各液1kg(計2kg)で4500円)を使用した。ハイキャストには色が数種類あり今回は
黒を選択。