ナビ!! ゴリラ取り付け   (GSX400S)




ナビはGSX−R1100Wでツーリングに行く為に購入したので、カタナには取り付ける気があまりありませんでした。取り付る場所自体いい所が思い浮かばないのも 一つの理由です。

でも、時々カタナで遠出する時はやはりナビがほしい。いつもはウエストバックにナビを入れて、道がわからない時にバックより出して使用していましたが、すっごく不便。 今回GSX−R1100Wのナビマウント周りをいじったので、カタナ用にも少し加工を試みることにしました。


GSX-R1100Wでは、ステムナットの上側がフクロ状になっていて、そこに最初からある程度の穴が開いていたので、その穴を利用、加工しウェルナットでナビの台座を固定していました。 しかし、カタナの場合ナットではなくボルトなので同じ手は使えません。
M12のボルト。って事は、直径12mmのボルトなのでM5の穴くらい開けたって対して問題にはならないはず。かも??? 
M5のボルトはウェルナットで使用するボルトで、ゴリラ標準の台座の固定用ボルトなのです。

M5で雌ネジを切ってみました。中心からずれてるのは、ずぼらな手作業の証。
写真ではM5って言えばM5と思うんですが、これ本当はM6なのです。下穴を4.2mm(たぶん)で開けてM5のタップを切るはずが、思わず5mmで穴を開けてしまったのです。 最初は失敗作なので新しいステムボルトを購入しようかと思いましたが、とりあえず練習にタップでも立ててみようと。

 





そこそこうまくタップが切れたので、ステーを取り付けてM5ボルト直留めはあきらめ、Rで使用していたウェルナットで固定するように作戦変更。
ステーは3mm厚のアルミ板で加工。(写真は加工直後で、きれい処理は後でします)6mmと10mmの穴を30mm間隔で開けて適当に周囲をヤスリでガリガリしてそれなりの形に....  したつもりです。  後で穴と穴間を測定すると、32mmでした。どこで2mmもの誤差が.....。







このステーをステムボルトのM6穴に取り付けるのですが、M6雌ねじは深さ5mm程度しかありません。ドリルが奥まで入ってくれなかった事、タップは穴の底までネジが切れない事で最終的に5mm程度になったのです。手持ちのM6のボルトでは長さが長すぎたので、ワッシャーを4枚入れてネジが締まるようにしています。
ステーが綺麗になればこのボルトと、ワッシャー4枚でも、結構いい感じで収まりそうです。

 





ナビの台座にはGSX−R1100W用にすでにM5サイズのウェルナットが付いています。後はこれをステーの10mmの穴に入れてネジを締めこむだけです。

 





M5のボルトが長すぎるような感じですが、今後のGSX−R1100W用の取り付け時の事を考えてこのままで使用します。一応どこにも干渉することは無いので。







ゴリラを装着します。キーの操作が不便ですが、ステムボルトに固定した時の弊害として仕方の無いことです。

 





ゴリラを装着した状態でメータ回りは隠れる事無く視界性ないいのですが、デジタルテンプメーター(メインは時計)が全く見えません。 ですが、さすがワンセグ。ちゃんと時計をいつも表示してくれてます。当然ナビの時も時計は表示してます。一安心です。

フロントと同様に汚いフルードはさっさと吸い取って新しいフルードを入れてやります。

 





真横より見た感じですが、メーターと並んで見えるので、それほど違和感はなさそうです。もう少し上のほうに立たせる事も出来るのですが、そうすると出っ張り感が強くなり 見た目悪くなるので、これくらいがちょうど良いです。









試走の結果、ゆれが結構激しいです。ウェルナットの締め込みが甘かったのか、ウェルナットが劣化しているのか、ウェルナットの性能なのか?
所詮はゴムの一点で固定しているので、ゆれは仕方が無いのでしょう。Rの時も同じ仕様でしたので、問題は無いでしょう。


しかし、ウェルナットだけで固定しているので、ゴムの劣化による破損、破断等があれば落下の危険性もあります。定期的に交換するほうがいいですね!!





おっ〜と、電源回りを忘れてました。バッテリーで4時間は使用できるので、また次回の作業としましょう。





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