リアカウル割れを修正したのにカウルがボロボロになったので、また修正した
2018/11/2
1年前にカウルが割れたのでボンドを使ってカウルを修正したのですが.....
気が付いたら、こんなに酷いことになっていました。
以前に修正した個所はまあまあなのですが、その周囲に新たな割れや歪みが発生してます。

カウルの裏側にはPP板で補強をしたつもりでしたが、その補強の角の部分よりカウルが割れてます。

補強のPP板も手で簡単に剥げ落ちてしまうくらい強度もなくなっています。
結果的には、ボンドとカウルの素材の相性が悪かったのでしょう!! で、終われる話ではないんですよ。

割れた部分をゴソゴソしていたら、カウルがプラスチック(ABS樹脂 )がポロポロと砕けて、形が無くなりそうです。
カウルの材質が変化してしまったんでしょう。これが化学変化ってやつでしょう。


ボロボロと落ちた部分をかき集めてみましたが、全部埋まるはずもなく綺麗に修正する事は不可能と判明しました。
割れた部分がズレが発生してるんですが、あえて弄らずに傷口を大きくしないようにします。

で、修正をする方法はこれです。プラスチックリペアキットっていうナミナミの針金を熱してその熱で割れた部分に押し込み溶着させるものです。
ですが、写真にある2本の棒が付いてる装置が高いんで、針金だけ購入して後は手元にあるもので同じような事をやります。

針金が熱くなればいいので、ペンチとライターで代用できます。

ペンチで二つの足をしっかりつまんで、真っ赤になるまでライターであぶって、じゅーーーーーってやります。

結構うまくできるんです。針金を購入するだけで十分です。
この調子で、割れた部分や怪しい部分を片っ端から、じゅーーーっと、やります。

ちょっとやり過ぎかなと思うくらいやってます。

不要な足の部分はニッパで切ります。
このままでは、針金が外れる事もあると思うので、プラリペアで固定の補助をします。

かなり古く入れ物が黄ばんでいますが、中身はまだまだ使えます。

針金部分の補強はこんな感じでやってます。

欠けた部分は、

かたどり君で淵を作って、この中にプラリペアを投入します。

裏から表から大量にプラリペアを投入した結果、こんな感じに仕上がりました。
表面を綺麗にしようとすると、削って色を塗る作業が必要になるのですが、同じパールホワイトを塗る事が出来ても綺麗に仕上げる腕は無いので、このままにしておきます。

キズはカウルの下半分なので、バイクに付けるとあまり目立たなくなると思ってます。

離れて見ると、目立たなくなりますよ。写真マジックかもしれませんが。

近くで見るとだんだん....

だんだん粗が見えますが、これ以上どうしようもないので、取りあえずこのままで我慢しましょう。

今回の修理方法は完璧と言っても過言ではないでしょう。おそらく強度もあるような気はします。このままでも数年は大丈夫でしょうけど....???
いつかは綺麗なカウルにしたいので、地道にカウルを探しましょう。
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