ナポレオン カウリングミラー2の取付





ラジエターファンのビビリ音が消えた後は、左ミラーからビビリ音が。

>> 次回はミラーですか。
>>これは、交換しかないような...


交換したいのですが、アフターパーツでは、カウル取付用のミラーはほとんど種類がないのです。

1、TANAXの”ナポレオン カウリングミラー2”
2、DURA-BOLTの”LED AEROウィンカーミラー”
3、エーテック(A−TECH)の” FA−カーボンミラー”
などなど。

カーボンミラーは価格面でNGです。3万以上するミラーを取り付けて”立ちごけで割れた”なんて悲し過ぎます。

ナポレオン カウリングミラー2は、取り付けネジのピッチが37mm以上となっているのでNG。

となると、第一候補はLED AEROウィンカーミラーです。取り付けネジのピッチも30mm以上でGSX-R1100W(ピッチ30mmのM6)にピッタリなのです。
が、ウィンカーは車体に付いているのでミラーにはいりません。車検に対応していないようですし。
デザインも細身で長くてちょっと格好がNGです。

となると、何を付けるの??????


形がなかなかよろしい、ミラー面が防眩タイプでかっこいい、価格もほどほどで、  が取り付けネジのピッチが合わないけど.......




TANAXの”ナポレオン カウリングミラー2を買っちゃいました。一応、策は考えていますが。








ミラーの付け根と、取り付け部の2箇所が可動する構造です。
最悪、取付け台座を取り外して、ノーマルと合体させても良いかも!!








HPなのではこの部分が良く見えませんでしたが、丸いボールの上にステーが付いて、ここで前後、上下に可動するのです。
が、もしここでカットするのであれば、ステーの下側には、くぼみがあるのでどうするかな!!








付け根の可動部。
上側の半球もステーと一体構造。下側にも半球の部分がありましたが、プラスチック製でしたのでマイナスドライバーでこじると蓋が取れてナットがお目見えです。おそらくここで可動時の重さを変えられるのでしょう。

 






最初はネジの長穴をもう少し内側に広げると。 と、考えていたのですが、裏に大穴が開いてて穴を広げる事は強度を下げるのと、下手をすると穴が開いてしまう可能性があります。(ここは、バイク用品店で確認ずみです)
一応、流用を考えてる方の為???に素人採寸してみましたが、利用する人がいるのやら....








ミラー面の周囲全周に約1mm程度の隙間が出来てます。そこから中がチラッと見えるのがNGです。

 






付属品は、ボルト(M6の20mmと30mm)、ワッシャ、ナット、ゴムシート(1mm厚)、六角レンチです。








今はGSX−R400Rのチビミラーを付けてますが、サイズを比較するには小さすぎるので純正と比較しています。
チビミラーは、みなさん思ってる通り機能的に役に立ちません。

この際なので、純正くらいのサイズに変更と思っているのですが、どう見ても横に張り出しているのもちょっと。なので、純正に似たサイズが。

写真を撮る向きで大きさが違って見えたりするのですが、大体ノーマルとほぼ同程度のサイズです。

 

重さも比較してみました。
純正:412g    カウリングミラー2:494g と重くなります。
純正はミラー内に重りが入っているのでミラー側に重心がありますが、カウリングミラー2はミラーの中はおそらく空っぽでステーとベースがしっかりしているのでそちらに重心があります。






純正のゴムブーツをめくると、六角レンチのネジが見えます。
ここを取り外せば、ベースとミラーが分離できるはず。 で、純正のベースにカウリングミラーを取り付ければ完璧でしょ!!

 








 





純正もGSX−R400Rも、ネジピッチは30mmですが、








ナットがこんな形で、外形が10mmもあるんです。
カウルステーの穴もこのナットが通るサイズになっているので、カウルステー穴の外外のサイズは、
30mm+5mm+5mmで、40mmあるはずです。








実際の車体側の穴を計って見ます。
カウルの方は大き目の穴ですが、外外で44.5mm。 カウルステーは外外で40mmでした。計算した値とピッタリです。

 






上の方で素人採寸した値で、カウリングミラーの内内の寸法が、29mm。と言うことは、M6のネジを使用すると、ネジピッチは29mm+3mm+3mmで35mmピッチであれば取付ける事が出来ます。(カタログ値より2mmも小さくなってます)
ネジの外外を計算すると、29mm+6mm+6mmで41mmとなります。(実際にネジの外外を測定すると40mmなのですが....)

先ほどの、カウルステーの外外のサイズが40mmと比べると、ミラーの方が1mm大きくなりますが(実測でも40mmジャストだったし)、1mmくらいなら取付けには問題ないでしょう!!と言うことで何の加工もせずにそのまま取り付けて見ます。
ちょっと、ネジが内側に入っていますが、これくらいは許容範囲でしょう!!








カウルステーの方には10mm以上の穴が開いているので、M6のワッシャではスポスポになります。で、M6の平ワッシャですが、外周のデカイサイズを使用してナットで締め付けます。違和感、問題点なく綺麗に取り付きました。

 






チビミラー、純正ミラー、カウリングミラー2ですが、写真ではサイズが.....
取り付けネジの根元よりミラーの端までを測定してみたら、
チビミラー:16.5cm  純正ミラー:24.5cm   カウリングミラー2:26.2cm  と、カウリングミラー2が一番大きなサイズに。2cmも。

   






チビミラー








純正ミラー








カウリングミラー2



三脚を立てて同じアングルより撮影


連続で変化するのを”GIFアニメ”でご覧ください。(1.5秒間隔)







チビミラーと比べれば、デカくはなったけど純正と比べると左右各2cmのサイズアップですが、それほど横にはみ出してる感はありません。
ミラーの形状も合わせて、結構良い感じに見えます。   よ!!

 






無加工でこの状態なら結構お買い得かでは。








防眩ミラーの色もなかなか良い感じです。(薄暗い時は見えずらいとの口コミもありましたが)









早速、試走してみました。

まずはアイドリング。ミラーがブレブレです。まあ、チビミラーの時も少しはブレていたので、ここは我慢です。

で、走り出すと.... ブレは全く減ることはありません。逆にブレが大きくなってきます。
試走時は暗くなって車もヘッドライトを付けているのですが、ライトが丸ではなく横長に見えるし、少し離れると、左右のヘッドライトが横長の一本の光に見えます。
そこまで、ブレるか??!!と思うほど。

口コミを見てて、ブレがあることは多々書かれていましたが、ここまで酷いものか!!とびっくりです。




が、2つほど良い事が、
一つ目は、ミラーからのビビリ音が消えた。    当たり前か!!
二つ目は、後ろの見える範囲が増えた。      これも、当たり前か!!




とりあえず、このまま少し使ってみましょう!!また、何か良い発見があるかも......!!







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