GSX-R1100にもシフトインジケーターを付けます





2018/7/15

カタナに付けたシフトインジケーターは便利、便利でバイクに乗るのがさらにさらに、楽しくなりました。
これは、当然GSX-R1100にもシフトインジケーターが無いと我慢が出来ない状態になってしましました....


が、カタナのシフトインジケーターの部品を購入する時、R用のニュートラルスイッチのOリングを購入しておいたのです。
ニュートラルスイッチのサイズを確認する為に購入したのですが、なんとカタナ用に比べると、1.5倍くらいのデカさなのです。
当然ニュートラルセンサーはカタナで使用したGS550E用は使用できません。


パーツリストを見ては、Oリングの型名(09280-35006、09280-36001)を探して、その車種のニュートラルスイッチで配線がいっぱいありそうに見えるパーツを絵だけを見て探しました。
結果的には、GS700E、GV1200GLFどちらも1985年モデルで使用している”37720-31301”が当たりと信じて購入します。

でも、この部品が検索しても全くヒットしないのです。これが無いと理想のシフトインジケータが出来ません。
 ※最近はスピードセンサーとエンジン回転でギヤを割り出すようなシフトインジケータも売ってるみたいですが、旧車にはスピードセンサーなんてないので、それから準備する必要があるので、結構な値段になると思います。 

で、ニュートラルスイッチセンサーは新品がebayにある事が解りました。7000円台でに日本にも発送OKと言う事しか解りませんが、ebayの解説ガイドページを見ながら、Paypal(ペイパル)で支払いをして 購入しました。
シンガポールより発送されたのですが追跡番号が全く役に立たず、購入して2週間程度して急に配達されてきました。英語がまったく解らないので、商品が届いてホット一安心です。




シフトの表示部分は、GSX-R1100は5速なので、0,1,2,3,4,5があればOKなのです。
これはアドバンテージより”汎用 シフトインジケーター”と言う商品で売っているので、それを購入します。

届いてびっくり。表面のプラスチックは汚いし、端子が圧着してありましたが、ピンが曲がっているし、圧着が下手くそすぎる。

 






点灯確認すると、暗い。暗い部屋の中ではそこそこ明るく見えるのですが、これでは外の日光の下では無理だなと直感で思ったので、








分解してみました。LEDの明るさは抵抗を変えれば解決するやろと言う簡単な考えからでしたが、回路がまったく想像もできず、何を交換すればいいのやら????です。
シブシブそのまま蓋をして,そのまま使いましょう。いつかは、高照度LEDタイプに交換してやるぞとの意気込みだけ残して。

 






これは、カタナの時に自作した高照度LEDを使用した7セグLEDです。太陽の下でも見えます。








これはアドバンテージ製です。陰になっているから見えけど、はっきり見えないし、こなんの使えねーなと思いつつ....作る時間も無いので使います。








これがebayより購入したGS700E用のニュートラルスイッチです。
梱包のビニール袋や、張られているシールに古さが感じられます。でも、中身は新品ですので、バイクが朽ちるまで使用可能でしょう!
(ギアポジションは6速までありますが、5速用に使えるのか?何もかも冒険ですが、企画自身は前に進んでいますよ)



接点が7個あって一番小さいのがニュートラル用で、カタナの場合は車体側の接点がギアが上がるたびに時計周りに回ります。
1速があって、ニュートラルがあって、2,3,4,5、6速となっていました。


が、、、、、、、、、、、、、、Rは違ってたんです。まだここでは不明と言う事にしておきましょう。








カタナの時と同じように、ニュートラルから時計回りにギアが上がっていくと思い、コネクタにギア番号を書いてみました。(本当は間違えなんですけどね、今は気が付いて無いので!!)
一本だけ出ているのはニュートラル用の配線です。








シフトインジケーター側に6極のコネクタを付けます。








ニュートラルスイッチ側も間違えてるとは知らずにコネクタを新品に交換して、使用していないと思っている6速用のケーブルは不要だと思ってカットしてます。
水色の配線はニュートラル用なので、二股(車体ハーネスのニュートラルスイッチ配線用と、インジケータ用)にてし接続します。








ニュートラル用配線は、黄色い配線を追加して車体ハーネスに接続出来るようにしています。








シフトインジケータとニュートラルスイッチを仮に接続して動作チェックしましょう。








まずはニュートラルから、
(赤が+で、黒が−で、マイナスの場所を変えてテストしてます)








センサー側は反時計回りに接点を接触させていますが、車体側はこの逆になるので、時計回りに接点が回ると信じてここまで作っています。
確認せずにね!!

   

 






これで、ぼぼ準備は終わりです。あとは延長ケーブルが必要になるのですが、これは車体に合わせて長さを決める必要があるので、この後に作ります。
センサー用のOリングも探し出してきました。








ここからは、車体側での作業です。
スプロケカバーを外すと、予想通りにオイルの塊がこびりついています。
ここはやはり綺麗にしないとね。

 






クラッチホースを外していないので、向きに制限があるのでそれほどは綺麗になりませんが....








当然エンジン側もドロドロでしたので、綺麗にして。
中心に見えるのが、ニュートラルスイッチです。ケーブルが一本して出ていないので、ニュートラル信号のみ取り出せるものです。








ニュートラルスイッチは上下のネジを外せばすぐに取れます。
が、ここを外す前にはオイルを抜いておかないと、漏れてくるそうなので注意しましょう。
中にポッチ見えますが一番上側にある状態が、これがニュートラル状態です。ポッチをなくさないように注意してください。

 






これが1速、                            2速                        3速

   

   4速



シフトドラムの回り方が、カタナと逆では!!シフトアップ時に反時計周りに回っています。
カタナと同じ状況になると思って配線しましたが、間違えてることが解ってしまいました。






これが、ニュートラルスイッチです。
見てわかるように、左側がノーマル、右がGS700E”37720-31301”です。








新品のOリングも取り付けます。
抜いたオイルもこの後に入れてます。ぶっちゃけ再利用ですが、ペーパーで汚れをこして入れました。








ニュートラル状態はOKです。








2速に入れた状態です。シフトドラムの周りが逆と思って配線しているので、1と表示するのです。これはこれでOKなのですが....








ノーマルのニュートラルスイッチの配線です。








ニュートラルスイッチと配線を取り外そうとしたが、ウォーターポンプの裏側を通っているので、コネクタが通りません。
最終的には配線を切って取り外しました。








LED側のコネクタは、そのままいじらず

 






ニュートラルスイッチ側のコネクタで正常に表示できるように現物合わせで配線します。
6速用と思ってカットした配線は実は3速用だったので、チューブで圧着して接続します。

 






ニュートラルスイッチ側のコネクタ完成です。現物合わせで接続したので、配線は不明です。
※配線を確認する為に5速まで入れているので、既に1〜6速まで表示する事も確認できてます。








車体側のニュートラルスイッチコネクタを取り付けます。汚いのが元々付いていたコネクタで、白いのが新品のコネクタです。
このコネクタは電気屋さん(日本橋)で、たまたま見つけたコネクタです。








車体側のニュートラルスイッチコネクタを取り付け完了です。








ニュートラルスイッチの配線は元の位置では狭くて配線が出来ないので、適当に!








ウォーターポンプの下を通して、








配線を押し込みながら、クラッチレリーズの上より








シート下の方に持って行きます。








元々ニュートラルスイッチのコネクタがあった場所で接続します。








ここまでが一日目の作業ですので、試験的にこの状態で走ってみました。
正常に1速から5速までが表示出来る事を再度確認します。

 






8芯ケーブルを使って延長します。








ニュートラルスイッチの場所よりスタートして、








エアクリの周りを回して反対側にケーブルを通して、前に持って行きます。

 






フロントカウル内に、ひょっこりと、








シフトインジケータはメータ下に両面テープで固定します。








こんな感じで表示します。

   

   






シフトインジケータ取り付け完了しました。(フロントカウル内を少し綺麗にしたので、すっきり見えませんか)
動作も問題なく、気分は最高ですね。

特に速くなったとか、かっこよくなったとか、何もないんですが....、自己満足感1000%です。













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