ステップペグの交換






純正ステップのゴム部分。いかにもノーマルと言わんばかりに、もっさりしていて見栄えもはっきり良いとは思えない。
バックステップを入れればフレッシュ出来るのだが、何せ数えるほどのメーカしか販売しておらず(2社かな)、とても購入できる金額ではない。
昨年('06)の琵琶湖OFF会に”まるたさん”がノーマルステップでペグのみを交換されていた。少しか話をする時間はなかったがとりあえず、ペグのみ販売しているようだ。

後にDURA-BOLTがSPペグ,NRペグを販売している事が解った。
SPペグ:スラッシュカット
NRペグ:円筒形

しかし、適合車種にGSX-R1100の文字はなかった。 やっぱり!! さすが、マイナー車!!
GSX-Rのペグを写真に撮り寸法を測りメーカにメールしてみた。すぐに返事がきて、NRペグなら、DBP230が使用可能と。
定価が8000円ちょっとの物だが、通販で購入すると本体の値段は安いが送料がかかり定価より高くなる。
バイク用品店では定価販売で、定期的にセールはあるが、この商品は対象外であり、購入するのが伸びてしまった。

で、いつも購入するロードライダー誌でDURA-BOLTの広告を発見。そこにはSPペグの新商品が発売と書いてあった。
今までは円筒形のNRペグを購入予定だったが、新SPペグは旧型に比べデザインが良くなっているではないか。
いつものバイク用品店でも、早速新SPペグが陳列されていたが、色も綺麗(メッキの様なシルバー)でなかなか良かった。

新SPペグとNRペグを持ち比べると、SPペグの方が軽い。円筒形とスラッシュカットの形状では円筒形の方が重いに決まっているのだが、実物を手にするまで全く考えてもいなかった。
新SPペグを購入したのは言うまでもないでしょう。
理由は、見栄え向上、軽量化、さりげないメッキ、ステン大好き!!!

早速交換だ。
ノーマルと交換するだけのボルトオン設計なので、作業はいたって簡単。
ペグの可動部の裏にある、割ピンを外せば後は簡単に全部分解できる。

 




ペグが外れた状態。かなり汚い。前回リアブレーキマスターをOHした時、マスターロッドの軸をサンポールで錆取りしていたのだが
すでに、表面全体が錆びだらけになっている。今回は時間もあまり無かったので、ペグの交換のみで他は見てみないふりを...。






外れた部品です。ペグ本体は交換するが、その他の部品は再使用します。
割ピンも交換しますよ!!






新SPペグです。材質は航空機素材ジュラルミンだそうだが、アルマイトではなく、メッキのような輝きです。
ちなみに旧品はアルマイトのようなシルバーです。
GSX-R1100Wでは、NRペグ:DBP230で、新SPペグ:NSP130となっています。
下の写真はNSP130です。






実物を手にして初めて気が付いたのが、分解式であった事です。車種によって取り付け角度が異なる事もあるので、分解式と言うよりは、角度が変更できる仕様と思った方が良いのであろう。
しかし、ネジが緩めばペグがクルクル回る事も考えられる為、とりあえずネジロックを付けて組み立てる事にした。







ノーマルとSPペグの比較です。
明らかに大きさが違い、重さも全然SPペグの方が軽いです。軽量化にも期待がもてます。







ノーマルを分解して、SPペグ側に必要な部品を移植します。

 




後は、車体に取り付けるだけです。写真では割ピンが付いていませんが、この後に当然新品を付けています。

 




シフトペダル側です。
ノーマル状態と、交換後を見比べてください。結構すっきりしている感じに見えますよね!

   






試乗ですが、基本的にノーマルのゴム部分が無くなっているので、約1cmはポジションが下がっています。
ペグの部分と可動部の金具の位置が同じになっているので、足の当たる感触に少し違和感がありますが、ペダル操作などに不便は感じられません。



ノーマルペグは482gもあり、新SPペグは170gで、

今回の軽量化は、−312gとなりました。
見栄えすっきり、軽量化もすっきり、良い結果となりました。




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