バッテリー交換





中古で購入した時、新品バッテリーと交換してもらったはず。それから、3年4ヶ月。昇天するにはまあまあの時期かもしれないです。
しかし、バッテリーが上がった日が悪かった。普通カレンダーで3連休。+1日追加し4連休にして、秋のツーリング出かける当日でした。ETCをセットして動作確認の為キースイッチをON。ちょっと、動作がおかしい。通常は赤、緑が点滅し緑に点灯するはずなのに、点灯しない。よく見るとインジケータのランプ類も少し暗い。とりあえず暖気もかねてスタータースイッチを押したが...

何も反応がない!!
何回やっても同じく反応無し。

この時点で、バッテリー上がりに気がついた。早速、テスターで電圧を測った所、測定不能!!0Vである。2週間前に乗ったばかりなのに!!
この時すでにツーリングはあきらめモードに入ってます。
でも、何とかしなくてはと言う気持ちもあり、押しがけに初チャレンジ。1回目ではエンジンはかからず、自分の体力も上がってしまいました。もう二度と押しがけはしません!!
次の手は、車のバッテリーと直結です。これまた、初チャレンジです。直結用のケーブルは接続する順番があってよく解ってません。とりあえず、車+、バイク+で、車−、バイク−の順で接続し、バイクのセルをON!!

ぎゅーーーーーる、ぎゅーーーーーる
セルの元気が全くなし。

おかしいな!!と、よく考えると、車のエンジンをかけるのを忘れていました。 車のエンジンON、アイドルアップの為にエアコンON。でセルを回してみました。
ぎゅーーーる、ぎゅーーーる
セルモータが少しは早く回るようになりましたが、エンジンがかかるほどの回転ではありません。
実は車のバッテリーも、ほとんど昇天する寸前なのです。
しかし、車のエンジンがかかるパワーを持っているバッテリーなのに、バイクのエンジンがかからないのは、バッテリー以外に何かあるのかも.....。

ここで、ツーリング中止決定!!

とりあえず、バッテリーを確認する事に。
配線がゴチャゴチャしていますが、+ターミナルにはホーン用の配線とバッテリーより12Vを取り出すコネクタへの配線のみで、どちらも常時電流は流れていません。時計すら付いていないバイクですから、キーをOFFにすれば完全にバッテリーから流れる電流はカットされているはずです。






とりあえず、全ての配線を外しみます。+ターミナルには白い固まりが固着しています。(この白い粉が多く見られると、バッテリーの寿命期に入っている可能性があるそうです)ターミナルも酸化しているように黒ずんで見えます。

 




ダメもとですが、ターミナル&ネジ&ナットみたいなやつ、をワイヤーブラシで掃除してみました。ついでにハーネス側の端子もブラシでゴシゴシ。
※ハーネスの端子の清掃、ターミナルの白い粉の清掃はバッテリー点検の基本らしいです。

 




早速電圧を測定すると、9.56V。 おぉー!! バッテリー復活か!!と思いキースイッチをON。
あれっ8.04Vまで落ちた。(当然ライト類は全て消灯)
ついでに、セルを回すと4.31Vまで落ちてしまった。当然”ぎゅーーーーーる、ぎゅーーーーーる”としかセルは回転しません。

   




これで、やっとあきらめが付きました。

これからは、バッテリー探しです。サービスマニュアルでは、YTX12−BSとなっているので、ネットで調べるとGSユアサ製がノーマルらしいです。価格も見てみると、定価\22,890。目玉が飛び出るほどの価格です。 オークション等でも\15,000前後はするので、純正品と同じ物はパスします。
やはり購入元はオークションで安くあげましょう。と、YTX12−BSで検索するとあるわあるわ!!YTX12−BS相当品が。
ちょうどその頃、RWオーナーより激安バッテリーの情報を頂き探して見ると、自分の車種用は見つからなかったのですが、値段が少し高めでした。送料をプラスするとまた高くなる。 しかし、実際にそのバッテリーを使用されているので、購入する上での安心感はあるのですが、値段との交渉の末断念しました。

考え込む事4日間。(ただ単に購入するのを忘れていただけですが)オークションで2番目に安い約\3,200のバッテリーに決定。
その名は、oriental OTX12-BS オリエンタル??? すごく怪しい名前です。でも商品説明では、”品質 世界最高レベル”おまけに1年間保証付き。さらに、”有名バイクメーカーの純正として採用” これ以上何を望む!!と言わんばかりの商品です。送料込みで\4,100程度でした。

きっりり二重梱包で送られてきましたが、バッテリーの箱はシンプルisベスト!!って感じです。まあ、必要なのは中身ですから。で、中身を見ると、これまたシンプルisベスト!!です。まあ、必要なのは性能ですから!!






では、早速バッテリー液を注入します。今までの経験上、バッテリー液は自然にバッテリーの中に入って行く物と思っていました。中には入りづらいセルもありますが、ポンポンと叩いてやれば完全に入ってくれると思っていました。
が、こいつは全く液が入る様子がないんです。ポンポンと叩いても、叩いた時だけポコポコと泡が上がってきて入ってる感はありますが、自然には入ってくれません。しかたなく、バッテリー液の入れ物をシュポシュポと押して1セル毎に 入れていきます。最後はバッテリー液の注入口を蓋をして出来上がり。本来はここから初期充電をやった方が、バッテリーの保ちがよくなるとか??でも、充電器を持っていない人には無関係ですら作業を進めます。






最初の電圧測定を実施します。 結果12.87Vで良い感じですね。(なんの根拠もありませんが、とりあえず12V以上と言う事で)






早速バイクへ乗せましょう。まずは上がりきったバッテリーを取り外して、新品と記念撮影です。元のバッテリーはオークションで物色中に結構出てきた激安の部類に入るバッテリーです。激安と言っても今回購入した物より\2,000以上は高価ですが。






当然大きさも同じなので、そのままスッポリとケースに収まります。問題は配線の接続です。なぜ、バッテリーターミナルのネジはギリギリなのでしょうか?ノーマルの配線のみだったら問題なく下のナットに届くのですが、 配線を1本、2本と追加するとネジがナットに届かなくなり取り付けに苦労させられるんですよ。今度長めのネジと交換して見ましょう。
配線を接続後の電圧は12.63V。少し落ちましたね。誰が勝手にバッテリーを食べてるんでしょう!!
ヨシムラのデジタルメータには、よく見えませんが12V以上の数値が表示されています。
 




ここまで来れば、あとはセルボタンを押すだけです。 ぽちっと!!
さすが、新品バッテリー一発で始動しました。まあ、当たり前でしょうけど。
このまま、試乗に行ってきました。別に変わった所はないのですが、以前から気になっていた事が、
ライトONで走行中は電圧が14.9Vまで上がります。時々15.0Vまで上がる事はあるが、これは誤差みたいな物でしょう。 信号待ちなどでは、13V程度まで落ち込みます。ライトを付けているので多少の落ち込みは当然なのですが。ライトをOFFにすると、また、14.9Vまで上がります。 少し、電圧が上がり気味ではと。エンジンがかかっている状態では、13.6V程度の電圧値をよく聞きますが、14.9Vとでは1.3Vの開きがあります。
これがオーバーチャージになる物なのか?どうなのか?全く想像すら出来ません。
これは、異常だ!!と思われる方は連絡お待ちしております。
前のバッテリーも3年半、使用出来たので許容範囲であるような?????

走行後のエンジンを停止しての電圧値は、13.04V。少しは充電されたような気配です。

次回のバッテリー交換までしばらくお待ちください。何年持つかが楽しみです。






今回の軽量化の測定は消耗品交換のため、未実施です。
消耗品は毎回重量が変わってくる可能性があり、決定的な重量ではないので今度も未測定でおこないます。




※たかがバッテリー交換でこんなに写真を撮って、サーバー容量の無駄遣いをしてしまいました!!
100MB中残り15MBになっているので、もうそろそろ限界が!!




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