クラッチフルード漏れ





フォークオイル漏れの際に、クラッチフルードが少ないので追加依頼をしておいた。作業後の言葉にあぜんとしてしまった。
中古で購入時にクラッチマスター内のOリングを交換したと聞いていたので、フルードは新品を入れてるはずでした。
何で減っているのか、フルード量のレベル合わせ忘れかと思っていたが、実は、またもやフルード漏れ。
漏れている箇所はクラッチレリーズシリンダー(エンジン側)よりにじみ出ている。

部品(クラッチレリーズシリンダーassy)を購入し、Let’sチャレンジ。

写真の中の赤矢印の箇所より、フルードがにじんでいます。
1.ギヤチェンジレバーを外す
2.クラッチフルードを抜く
3.クラッチホースを外す
4.スプロケットカバーを取り外す
やっぱり、ここには泥のようなオイルがべっとり付いています。
スプロケットカバーにクラッチレリーズシリンダーが付いています。
フルード漏れの犯人はこいつです。
赤矢印の箇所を良く見ると、フルードがにじんでます。
スプロケットカバー内部を清掃。
ネジ2本を外して、シリンダーカバーを外します。
この中に、クラッチの油圧部分(クラッチレリーズシリンダー)があります。
パーツリストを見る限りでは分解出来そうですが、面倒なのでAssyで交換します。
上:旧部品
下:新品部品
シリンダーカバーの歪みが一目でわかります。
クラッチレリーズシリンダーは表側よりネジ2本で外すことが出来ます。
(クラッチレリーズシリンダーは裏側に抜けるので、前もって不ラッチホースを外しておきます)
新旧の区別はあまりわかりません。
新品部品を組み付けます。
スプロケットカバーを取り付け、クラッチホース、外した部品を全て取り付けます。
最後にクラッチフルードを入れてエア抜きを行います。クラッチフルードはブレーキフルードと同じで良いとショップの人が言っていたので、メジャーなメーカーのDOT4を入れました。エアー抜きもブレーキの場合と同じ方法です。

交換した感じは、ちょっと操作が軽くなったような気がします????

不具合箇所の修理なので±0でした。


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