伊豆 GSX-R1100W オフ会  (1日目)





昨年も伊豆にてオフ会があったのですが参加出来なかったので、今年こそはと張り切って参加してきました。

まずは、関西組集合です。集合場所は、名神桂川PAに5:00で、出発は5:30です。まあ、30分のタイムラグがあるので5:30までに着けば何とかなるのでしょうけど、 一応5:00目標で頑張ります。

となると、起床は3:00頃。4:00までに名神に乗れば深夜割引(全線40%OFF)が利用できるのですが、時間的に無理があります。
一応目覚ましのおかげで、3:00には起きれたものの、起床後のコーヒータイム、タバコタイム、くつろぎタイム(今回はアニメを30分見てました)で、すでに4時前。 急いで、朝の身支度、出発準備を済ませ、4:15頃に出発。と行きたい所が、小雨がぱらぱらと。面倒なので、カッパの上のみ着込んでそのまま出発。

5時頃には桂川PAに到着したが、一番最後でした。
たつあまごさんは、同じく3:00に起床し、4:00前に名神に乗る事が出来たそうです。

一番の驚きは、樹さんが私より早く到着してる事です。神戸着のフェリーは4:10。バイクは最後に出る事が多いので、4:20に中突堤を出発し、 阪神高速(不通区間あり)−>名神と来れば必ず5:00は過ぎるはずなのに??
良く聞くと、フェリーに乗り遅れて自走で来られたそうです。この時点で少しお疲れ気味です。

今回みにゃーさんは、大阪入りされていたので、関西組みと御一緒です。






途中、給油し第二名神に突入です。小雨がぱらつき、風も少しあるようで、気温も都会に比べ低くなってきます。
新しく出来た道路。綺麗なのは当たり前で良いのですが、山間部を走るせいか、やたらと橋が多い。
しかも相当な高い位置です。落っこちたらおしまいです。
高所恐怖症の私には、まさに地獄への道路のような気分です。

そのまま、第二名神より東名阪を通り、伊勢湾岸道へ。
ここもはじめて通りましたが、海岸沿いを走る為、これまた橋だらけ。風に揺られながら真っ直ぐ走るのも大変。しかも下は海。
これまた落ちたら”ちゃぽん”となってしまいます。

次回からは出来るだけ、第二名神と伊勢湾岸道は避けて通ろうと心に誓いました。

伊勢湾岸道で街中に入り一安心し、刈谷PAで休憩です。朝食もすませ、とりあえず一服です。
中部組みとは牧之原SAに9:30合流予定なので、まだまだ時間的には余裕です。


手前より、樹さん(GSX-R1100)、みにゃーさん(CBR1100XX)、管理人(GSX-R1100W)、たつあまごさん(TDM900)




まあ取り合えず前に進む事で、刈谷PAを後にして、伊勢湾岸道より東名に入り加速していきます。

しかし、みんなの加速に付いていけません。アクセルを回してもエンジン回転数は上がる事がなく、アクセルがスカスカに空回ります。その内スピードも落ちてきたので路肩に緊急停止。
後ろを走っていた樹さんも一緒に停止。

で、2人で状況を確認し、これはアクセルワイヤーが切れてると判断。テンパッテル私に樹さんよりスイッチボックス内のワイヤー確認指示が。内部を見てもワイヤーは問題なし。

となると、キャブ側で切れている。この時点で、完全に終わったと一人確信。
その間、先行組みと連絡を取り、次のPAで待機中。

先行組みよりの指示で、アイドリングで自走しPAまでいらっしゃ〜い!!と。取り合えず、アイドリングを3000にしてスタート。
樹さんが私の後ろをハザードを付けて走行。
負荷がかかると3000だった回転数が2000まで落ち込むので走行しながら、再度アイドル調整で3000に。これで、3速で60km程度のスピードは出るようになった。
しかし、上りになると40kmまでスピードが落ちる。次のPAまでは約10km以上。長い道のりをのんびりとすすむが。

横を黄色い車が抜いていって路肩に駐車。まずい、怒られる。路肩走行違反にスピード違反(60km以下)だと思いきや、”故障ですが”後ろを追走しますから.....。としゃべっている。

最後の方は聞こえなかったが取り合えず、再出発。次の美合PAの手前には岡崎ICがある。本来は下りないといけないのだろうが,ICは無視してそのまま突っ走る。
黄色い車からなにやら聞こえてくるが、良く聞こえないので取り合えず無視しておく。しかし、ICの分岐箇所、合流箇所は結構ドキドキものである。
で、ようやく美合PAに到着。

到着した瞬間、”さあ、タンクを下ろそう”だったかな??
みにゃーさん、たつあまごさんは、やる気満々である。その間、黄色い車の人と話をして、やはり本来はICで降りてもらわないと困る。
これから先は自走(トロトロ運転)は禁止ですよ!!と言われて、あっさり帰っていかれました。

これからが、腕の見せ所の2人。

グリップ側がOKと言うと、タンクを外そう!! えっ!!と思いながらも工具を持ち出し、タンク外しを。
結構車載工具でも作業できるんですね。みにゃーさんも、スペシャルな工具一式を 持ち出しあっという間に、タンク外し完了。
みなさん、違うバイクに乗ってるけど昔はみな同じGSX−R1100W。
ネジの位置、作業の流れは熟知しているメカニック達。

 




不具合箇所発見!!

アクセルワイヤーは切れていないが、キャブとワイヤーを固定しているナットが外れワイヤーがスカスカ状態になっていただけだった。みんなちょっと安心した様子。

再現写真です。  (クリックすると少し大きな画面に変わります)


実は、ちゃんとスペアのキャブと新品のアクセルワイヤーを持っているんでよね。(使わないと意味無いって!!)

通常のアクセルワイヤーの取り付け状態







今回の再現アクセルワイヤーの下側のナットがはずれ、アクセルワイヤーがぶらぶら状態。
ケーブルが外れてなかった事が一番の救いでした。ケーブルが外れているとナットも紛失してしまいますから。

今後は、セルフロックナットに交換してみるかな!!




しかし、外れたナットはワイヤーを伝って下のほうに落ちている。センターリンク式なので手が入る隙間がほとんど無い。無理に手を入れると、エンジンにあたり”アチッ”となってしまう。
テープやら、磁石やらを駆使してナットを持ち上げるが、回すことが出来ない。

で、今度はエアクリーナーを外そう!!そうすると隙間が出来て手が入りやすい。しかも、最悪キャブを外すことも考えて先にエアクリを外す。
でも、やはりナットはネジ山に入ってくれない。もうみんなキャブ外しを意識し始めた時、最後の挑戦でなんとナットがねじ山に入ってくれた。
しかし、ケーブルの固定は上下のナットを締め付ける 必要があるのだけど、どうやったのだろう????みにゃーさんのマジックによって無事、アクセルワイヤーの取り付けが完了した。

取り合えず、エンジンを掛け、アクセルを回すと回転は上がって くる。修理完了だ!!

後は外した部品を組み立てて完了。と思ったが、たつあまごさんが”このネジ余ったから持っといて”????取り合えずカッパのポケットに。今でも入っているはず??です。

完全に組み上げた後、みにゃーさんがアクセルワイヤーの調整を。

最近アクセルの遊びが大きくなってると思っていた矢先の出来事ででした。
もうアクセルワイヤーを交換しようと思っていたのに、伸ばし伸ばしにしていたのと、日ごろの無整備さが今回の原因です。

ちゃんと、日ごろの整備を心がけよう。






もし、一人のときにこんな事が起こったら、すぐにレッカーを呼んだに違いない。

しかし、みんなの努力のおかげで直す事が出来た。ありがとう。

一人では出来なくても、仲間がいれば何かが出来る。
みんなで私のバイクを....いや、誰のバイクでも同じ事をしたであろう。困ってる人に手を差し出す。これが、バイクライふぅ〜!!なのだー!!


作業時間、約1時間。作業中は雨が本降りになっていたが、作業終了と共に雨もあがりすっきりした気分。だが皆さん服の中は汗びっしょり!!




さて、中部組みと合流するため出発!!愛車の調子も絶好調で1時間遅れで到着。

今回初めてお会いするjunさん。junさんのブログに出てくるRWはみんなのRWとは一味も二味も違います。
93年式でアンダーカウルを外しオールペイントをしているのがパッと見の 印象です。しかし、細部を見ると全く違う。スイングアームは形状こそノーマルですが鏡面仕様、フレームも、アウターチューブも鏡面です。

また、ネジも見える場所全て変わっています。ホイールはマグかな?とても綺麗なピカピカな車体です。(ここまではブログの写真を見た感想)

で、実際の待ち合わせ場所には、RはRでもワゴンRで参加。自宅付近は大雨でカウルを外している分、ハーネス&コネクタが剥き出しなのか電装系に雨によるトラブルが発生する可能性があるので、車での参加でした。(日帰り予定で)
おそらく、みなさんも車体には興味があったと思うので見れなくて残念。

hideさんとも、うどんオフ以来でこれまたストリートファイター仕様よりノーマルのフルカウルに戻した上に、車体をオールブラックに、ホイールをゴールドにとても綺麗に仕上 がっています。






このまま、昼食場所である由比まで直行。バイク5台+車1台。
junさん車は早めに出発したものの、途中タヌキかイタチかをよけ損ねたS2000が事故って渋滞。バイク軍団は難なく通りすごせたが、junさんは渋滞に。
しかも、junさんの前を走る車が、事故車に見とれて前の車に激突したらしく、さらに渋滞の追加。junさんはどうなるのか?

バイク軍団は清水ICで降り、1号線を走り”パノラマテラス「海に庭」に。

ここは相当に有名な店なのか、人の出入りがものすごく多いです。
団体客ではなく、個人の2〜4人組みあたりが多い事より、本当においしいお店なんだと感じます。

 





関東組みのスネコンさんもすでに到着済み。私のトラブルのため1時間程度は待ちぼうけをくっらたであろう。
どうも申し訳ありません。

ちなみに、スネコンさんは初めてお会いします。もともとは油冷750からR1100Wに。今回はさらに進化し08のハヤブサです。

スネコンさんは、下半身は皮のツーリングパンツ(って言うんですか?)とブーツで武装。上着も厚手のジャケット(皮ではなかったような)です。本人曰く、もしもの場合を考えて体を守る為に武装していると言われていました。

もしもの時って誰にでもあるんですよね。でも、その時に自分の体を守れる装備をしておけば、怪我の程度も軽くなるし、後々の後遺症などもなくなる可能性もあるので、 ライディングスタイルって大事だなぁ〜〜 と、実感しました。

私みたいに、Gパン+KADOYAの薄手のジャンバー(パッドなし)では、もしもの時イチコロですな。反省。反省です。




で、お食事タイムです。
由比は桜海老が有名らしく、メニューを見ても至る所に桜海老のかき揚げが。値段とボリュームを考えて”桜えび御前”を注文。
ちなみに、写真手前のかき揚げ2個までが私の分です。奥にある3このかき揚げは....誰のなのか....ぺろっと完食されていました。






店の名前にパノラマとあるだけあって、眺めは絶品です。晴れていれば相当綺麗なパノラマが見れるんでしょうが、曇ってて残念です。
しかし、今から行く伊豆半島方面は雨雲らしき物もなく、もうカッパも必要ない感じです。






ここで、各車の記念撮影を。 まずは

みにゃーさんのCBR1100XX。
高速走行中にフロントが浮いてたような?どれだけのパワーがあるのか?
振動を打ち消すバランサーみたいな物があり、とても乗りやすいようです。






hideさんのGSX−R1100W(後期型)です。
はじめてみる概観フルノーマル形状です。メーターはtakegawa製デジタル速度計+アナログ回転計タイプを使用されています。
さすがプロによる塗装。表面の艶が違います。ちょっとお触りしましたが、ツルツル肌でした。






私のGSX−R1100W(前期型)です。
前期と後期とでは、オーナー以外の人には違いがなかなか分かりませんが、フロントマスクは全くの別物です。
パッと見、うるさそうなサイレンサーですが、この中で一番静かな完全車検パス対応です。

私の後ろに、スネコンさんのハヤブサ08の頭のみがが。実は、TDM900もあるのですが、全く見えてません。
ここでは、写真は無しです。(すみません。)






GSX-R1000(K7) 新品ピカピカです。
もしもの事を考えると、乗ってみる、触ってみるなんて怖くて出来ません。だって弁償してって言われても私には無理な金額ですから。
遠目から物欲しげに見守るだけです。
そういえば、一回のみスタンド状態から、起こさせてもらいました。乾燥重量170kg程度。400ccより少し軽い車重ですが、緊張の為か結構な重さに感じました。





食事も終わり、本日の宿、BBロードへ直行です。やはり街中は信号が多く暇なので記念にパチリ!!
すぐ右前が、たつあまごさんのTDM900です。シートのポジションとタンクの位置、ハンドルの位置。とっても楽チンなバイクだそうです。
前方にハヤブサのお尻が。テールランプ廻りが、コアラの顔に似てるような??






この後、街中を抜けて山に入っていきます。

最初はなかなか走りやすい道路でいい感じでしたが、山間部に入ると、だんだん霧が出て小雨も降り出し最後には二台先が見えないほどの霧の濃さに。

街中と違い気温もさがり、寒い、見えない、路面が濡れてる、草むらが落ちてる??と街中流し派onlyの私にとっては”こんなの無理って”半泣き状態です。

しかし、先頭のみにゃーさんがハザードを出しながらの走行や、的確なルートの変更等のおかげで無事に山を降りることができ、その後は海岸沿いを走り無事BBロードに到着です。




取り合えずの一服、荷物下ろし後は、みんなで早速バーベキューの買出しです。
少し走れば大きなスーパーがあるのでとても便利な所です。

肝心のバーベキューですが、肉、肉、肉、野菜くらいの割合で圧倒的に肉ばかりです。野菜は最後の焼きそば用と言っても過言ではありません。

焼きそばは鉄板いっぱいに出来たのですが、あっという間に完食です。ある意味、肉以上にみなさん競って食べてました。

 




おなかも一杯になりウダウダとしゃべっていると、BBロードの入り口にバイクが1台到着。

新しいお客さんかと思いよく見ると、丸め2灯。敷地内に入ってくる姿を見て

Rだ!!後期型だ!!98年式だ!!最終型が!! などと一気にしゃべりはじめます。

で、誰なのか???
百奇丸さんです。ミクシーでOFF会の事を知ってサプライズ参加されに来られたそうです。

初めて会ったのですが、RW乗りという事で勝手にお友達感覚です!!

で、早速車両チェック。ぱっと見は後期型に見えますが、フロントは全くの前期型です。スイングアーム、ラジエターキャップ、を見ても前期そのものです。
93年に後期のカウルを取り付けているそうです。ぴったりフィットするものです。
カラーリングの違いがなければ違和感0です。

メーター回りにはアクティブのデジタルスピード、回転数メータをライトステーに取り付けて、ノーマルメーターと2連で武装されていました。ノーマルメーターはそろそろ10万キロに達するそうです。

外装は、ほぼノーマルチックに見えます。百奇丸さんが曰く、ノーマルマフラーはバンパー代わりですと。こけた時などカウルなどを守るためにわざとごついゴツイノーマルを装着されているそうです。言われれば納得と思わされました。

いつの間にか、シートを外して内部見学会です。
タンデムシートを外す時、普通はシート下に付いているヘキサゴンレンチで外すのですが、普通にだるまのプラスが出てきました。 えっ!! と思っていると、ついでにだるまのマイナスも。
バッテリーの上にはETCがどっしりと乗っかってるし、プラグの新品が4セットあり、その他にも色々な工具を装備しているそうです。


高速での”アクセルワイヤー切れかけ事件”の後だけに、これだけの工具が詰め込めるのか?と、ちょっと参考にする必要ありありです。しかし、肝心の写真を撮り忘れています。

宿泊を勧めたのですが、色々しゃべった後帰っていかれました。また、どこかのOFF会でお会いしましょう!!




だんだん、夜は更け撤収です。

おやすみなさい!!



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