GSX-R1100 カーナビ取り付け




バイク専用にカーナビを購入。機種はサンヨーのミニゴリラ。
車用のナビを購入する時は、”ゴリラなんて...”って少しバカにしていた感はありますが、今回購入したミニゴリラは、現在使用しているDVDナビ(7年前に購入)と比べて、同等もしくはそれ以上の性能があります。(VICSが無いのはつらいが)

ミニゴリラの便利機能は、
1.メモリ方式なので振動でフリーズしない。
2.一応日本メーカ品
3.バイクのみでなく、車にも使える(本来車用なのですが)
4.マップコードに対応(軽度緯度も対応)
  マピオンなどで詳細な場所を調べマップコードをミニゴリラに入力すれば一発で地図表示。
5.画像はあらいがワンセグが見れる。

などなど。

不満点もありますが、価格と機能を考慮すると不満も無くなるでしょう!!


今回取り付けるナビは、ミニゴリラ(NV−SB250DT)を使用しています。
このナビは先ほども書きましたが、車用に出来ており、バイクに特化した製品ではありません。したがって、バイクでの振動や防水加工に関しては一切考慮されていません。(振動はたぶん)




さて、ミニゴリラをバイクに取り付けた方法を紹介します!!

その前に、デジカメが壊れました。ピントが合いません。いつもは手ぶれがひどかったのですが、今度はピントが合っていないので写真で見づらいとは思いますが御了承願います。





本体はバイク専用ナビより一回りでかいです。
画面には、保護シートを貼っています。100円ショップにあるPSP用が少し小さいですが、一番安くて良いです。サイズは、画面の周囲に約1mm隙間が出来る程度です。保護シートを貼ってもタッチには影響はありませんから、貼っておいて損はありません。

 





ミニゴリラは車用のカーナビですので、パーキングブレーキへのケーブル接続が必要です。パーキングブレーキを引かないと、使用できる機能が制限されてしまいます。
当然バイクにはパーキングも無いし機能も制限されると困るので、裏技で”いつもパーキング状態”にしてあげます。
必要な物は、M2.6−10mmナベネジです。10mmの長さは、長くても不細工になるだけですが、短いと裏技が出来ないので、必ず10mmを使用します。で、このネジをどうするのか。 パーキングブレーキ接続用の端子穴にぶち込みます。と言っても指で押さえるだけでスルスルっと入って行きます。これで、裏技完了です。後は、ネジの脱落防止の為にテープ等でも貼っておきましょう。

 





次は、ナビをバイクに取り付けます。ホームセンターなどで以下の写真の物を準備します。

 


左側の写真の
写真上:左=水道管などをクランプする様な金具です。金属の地金の色で売られています。(クランプを閉じた時の穴の大きさは約14mmで、M6のボルトも付属しています。(自家塗装ですが、すでにボロボロに色が剥げています)
写真上:右=L型アングルです。M6のボルトが入る穴が開いていたらOKです。
      ちなみに、Lの角から穴中心までは約24mmを使用していますが、特に理由はありません。既製品がこのサイズだっただけです。
写真下:左=M6用の蝶ナット
写真下:中=M5ナット。うーん!!名前が出てこない!!出来れば周り止めが付いてるタイプがおすすめです。普通のナットを使用していましたが、ツーリング中に緩んで無くなってしまいました。
写真下:右=M5−20mmの蝶ボルト。長くても20mmが限界かもしれません。15mm程度がほどほどかも。 
     
右の写真は水道管?クランプする金具のアップです。このセットで販売されています。





純正付属の車用の取り付けステーを加工します。両面テープが付いているパネルを外します。
ついでに再度に付いている10円玉で回すネジも外し、先ほどの蝶ボルトを代わりに取り付けます。蝶ネジは力を入れるとグイグイ締まりますが、相手は樹脂製ですので割れない程度、ほどほどにですね。

 





また、純正付属のスポンジテープをホルダーの下側に貼り付けます。この部分はタンクに当たる様になるので、傷つき防止と振動対策も少しかねています。たかがスポンジとは言っても長い間使用すると、タンク側にも軽い擦り傷が付くので透明なテープなどを貼っておく事をおすすめします。







水道管止め??金具をカウルフレームに取り付けます。場所はやはりセンターが良いでしょう。
カウルフレームは13mmで、水道管止めの方は14mmです。当然隙間が出来るので、カウルフレームに1mm厚のゴムシートを1周半程度巻き付けます。少し大きめに巻いた方がネジの絞めしろが出来るのと、多少のクッション性も確保出来る。かな?
写真では適当にしていますが、実際にはゴムシートの最後は両面テープで留めて、左右の端をバインダーで固定しています。ネジを締め付ける時、どうしてもねじれたりするので。
水道管止めと、Lステーを一緒に蝶ネジで締め付けます。Lステーは前(メーター)方向に向くように取り付けていますが、逆に向けても取り付けは可能です。ナビ本体をどの位置で固定するかによって多少の変更も可能です。

   





純正付属のホルダー(M5のネジがでているので)と、Lステーを固定します。この時も、相手は樹脂なのであまり力を込めない方が。この時使用するのが上にも書きましたが、M5のセルフロックナットをおすすめします。
普通のナットだと、振動やナビの向きを変えたりする時にどうしても緩みが発生します。で、最後にはポロ〜ンっと、落ちて無くなります。(と言うか、無くなりました。)

 





これで、完成です。後はサイドの蝶ネジでホルダーの角度調整や、カウルフレームへの角度調整をして見やすい位置にセットすれば完成です。

ナビ本体にはストラップが付けられるようになっているので、不要な携帯ストラップを付け、走行時にはLステー等に引っかけて脱落防止対策をしています。







このナビは電源以外は全てタッチパネルを使用します。通常手で操作する時にでも隣をタッチしてしまう事も多々あります。当然、グローブをはめた状態ではなかなかタッチはうまく出来ません。
で、こんなのを作って見ました。ようは、PDA用のペンをまねて、5mm程度のアクリルパイプを10cm程度に切って先にゴムシートを小さく切ってはめ込んだだけの物です。結構操作性も良くGoodアイテムですよ。つり糸で本体とつなぐと、落っこち防止にもなります。
しかし、ペンを収納収納する方法(案)がまだ考え付いていません。収納する必要も無いと言えば無いのですが...。







車体に付けるとこんな感じです。本来ならメータ辺りに取り付けられれば良いのでしょうが、キーの操作がしづらくなるのとメータが隠れるのが嫌だったので、この位置に納まりました。走行中には多少は見づらいかもしれませんが、見えない訳でもないのでこの位置がbestでは!!

※暗くて、ピンぼけで、何もかも真っ黒で、何がステーで何がホルダーか解りづらくてすみません。

   





この、仕様で約2000kmのツーリングに行きましたが不具合は、M5のナットが落ちただけです。
と、雨対策で本体と同じ程度の大きさのビニール袋を準備しておきましょう。ゴリラにもカッパは必要ですから。

皆さんも、是非おためしあれ!!  責任は持ちませんが.....。







忘れていました。

電源の取り方を書いていませんでした。(写真もありませんが)
純正では、シガープラグより電源を取るようになっています。普通に考えると、ゴリラは12Vで動作するのか!!って、思いますよね。でもプラグを見ると書いてあるんですが、実は5Vで動作するようになっています。シガーソケットの中には12V-->5Vへの変換器があるので、どうしても、シガープラグを使うしかありません。

Yハットなどでもシガーソケットが売られていますが、非常にちゃちくてすぐに抜けてしまいそうです。WEBで検索するとマリン用のシガーソケットがあるのですが通販のみで、価格も2〜3000円程度だったと思います。しかし、さすがマリン用だけあって、防水のゴムの蓋が付いていたり、水抜き用の穴が開いていたりするそうです。

で、大阪の日本橋の電気屋さんを全て見て回った結果、共立電子産業(株)デジット(いつも電子部品を購入してる所)だけに、防水のゴムの蓋が付いたシガーソケットが600円くらいでありました。本体や端子部分は鉄むき出しですが、ゴムの蓋が付いて600円と言う事で即購入。
本体はゴムシートやら、ビニールテープやらぐるぐる巻きにして、防水気取りですが、一番大事なシガーソケットの方はコンビニの買い物袋で防水しています。ちょっと、アンバランスですか??????






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