今頃PICを使うのも時代遅れかも知れません。 でも、普通にLEDを点灯させても市販品の域を超えることは無いでしょう。その為に自由にLEDを点灯させる為に選んだのがPICです。古いと言ってもチップは安価で購入できるし他のサイトを参考にしてプログラムも書けるし、ダウンロードも可能だし、まだまだ現役で十分活躍出来ると思っています。 いや、出来ます。これからはPICを使っていろいろな物の制御やデータロガー等へも発展が可能です。するかどうかは不明ですが。 まずは簡単にPICとは、 1つのICの中にCPU、メモリ、入出力が入っている俗に言う、ワンチップマイコンです。 マイコンって言葉は死語に近く、知らない人もいるでしょうが要するに、ちっちゃなパソコン???って感じでしょうか? ちょっと注意が必要なのは、PICが5Vで動作する事です。 バッテリィーの12Vを接続すると一瞬で破損、焼損する事間違い無しです。だから、3端子レギュレーターなる物を 使用して12Vから5V電圧を作り出します。 必要な物は、 やはりPICは絶対です。と、必ずクロック発振器です。 後は、LEDを付けたり、モータを付けたりしてそれらを制御させます。 制御をさせるには、それなりのプログラムが必要になります。 プログラムの命令語の数は少ないらしいのでちょっと勉強すればLEDを点灯させるくらいは簡単に出来ます。 で、このプログラムをPIC本体に書き込まなければPICは動作しません。一番手軽なのは秋月電子通商のAKI−PICプログラマーVer.3.5 キットでしょう。6700円と値は張りますが、専用基板+ソフトウェアも付いてくるのでおすすめではないでしょうか。 ※色々必要な物を一緒に買ってしまうと10000円程度になることも あとは、わかるPICマイコン制御って本を一緒に読めば良いのでは。 僕は図書館で借りたのでただですみましたが、 わざわざ買うほどでも......。 ![]() 次は、 プログラムを書き込んだPICをテストしたり、調整したり動作チェックをする為のテスト基板を作ります。 わかるPICマイコン制御では、LEDを付けたり、スイッチを付けたり、他のICも付けたり色々出来るテストボードのサンプルが載ってます。 自分の目的にあった最小限で作ってみました。 とりあえずは、LEDだけですが、後スイッチも必要かも。 ![]() 実は、AKI-PICプログラマーキットには、10LED用のナイトライダーサンプルプログラムが付属しています。この基板では8LEDですが、そのままでも、多少の手直しでも、この基板だけでナイトライダーOKです 何を作るの? まずはLED関係でしょうか? デジタルのスピードメーター等も製作可能でしょうけど、今後の課題として置いておきましょう。 で、何を作るかはすでに決まってるんです。 今更か、レトロ復活か、20年くらい前に車に取り付けるのが流行った ナイトライダーです。 サンプルプログラムを改造しつつ、電球の様に尾を引くような感じになめらかな点灯(消灯)が出来ればと思っています。 取り付け場所は、GSX-R1100のヘッドランプ上のスモールライト部分。 車検の事を考えると、色は赤じゃちょっとまずいので白色にして、点灯パターンも全点灯や、他のパターンも選択出来るようにできれば最高かな。 でも完成しても自分では見えないし全くメリットがないのが欠点なのですが。 では、始まります。 <<Previous Next>> |