リア泥よけ（リアフェンダー）＋チェーンカバー取り付け
自作ＦＲＰ製のリア泥よけ（リアフェンダー）＋チェーンカバー。
構想１ヶ月、製作３年以上、途中失敗２回あり、でやっと取り付け出来るレベルの物が完成しました。とは言っても、１００点満点のできではなく、自己採点で（ちょっと甘く見て）８０点としておきます。
まずは形の元は、GSX400S純正のチェーンカバー＋γ系のリア泥よけ（リアフェンダー）をくっつけて原型を作製しています。これを元に雌型、製品を作ったわけですが、
１回目：雌型と製品の離型がうまくいかず、製品５０％破損、雌型５０％全損。
２回目：破損した雌型を修正し再度tyr。製品、雌型全損。
３回目：１回目に製品として生き残った物を修正して、雌型より再作成。
で、やっと今回の製品が完成！！
製作過程は前のページを見ていただくとして、早速取り付けます。
まず前作業として、ノーマルのフェンダーの一部をカットします。写真を見てもらえればどこか解ると思いますが、言葉にするのはちょっと難しいです。バッテリーケースの下側辺りとでも言いましょうか。カットするポイントはフェンダーの取り付けネジが１本あるので、そこを目安にノコギリ（弓ノコ）で適当にカットします。実際適当過ぎて、左右から切り始めて中心で切り口が合っていないのが解るのでは。
まあ、ほとんど見えない所ですしガッツンガッツンいきます。でも、フェンダー取り付けネジは残しておきましょう！！
では、準備も終わったのでノーマルのチェーンカバーを外します。ボルト２本で止まっているだけですがら、簡単に外れます。チェーンケースの裏にはチェーン切れの為の鉄板がありますね。さすがノーマル。
自作品には、この鉄板は取り付け出来ません。もし走行中にチェーンが切れたら、恐ろしい事になるかもしれませんね！！
取り付けネジとワッシャはそのまま純正を使用します。でも、ワッシャは錆び錆びなので、新車の時に付いていた綺麗なネジとワッシャに交換しておきます。で、このワッシャ、厚みがあると言うか、カラーが付いている感じと言うか、あまり薄い物だと厚みの関係で綺麗に固定出来ません。ですから、前もってネジ取り付け部は厚めに作っています。
サクッと外してチェーン周りを見ると、チェーンの錆びもあり、スイングアームも塗装の下から錆が出てきて結構汚れが目立って来ました。購入して７年程度、駐輪場（簡易屋根付き）にバイクカバーでの保管ではどうしようもありませんね。
こんな状態なのに、大家からは”バイクは駐輪場から出してください”と卑劣な言葉が。この先不安な日々が続きます。
と、愚痴はこれくらいにして、さっさと取り付けにかかります。基本的にチェーンカバー側はノーマルと同じなので、ボルト２本で固定すればおわりですが、右側（ブレーキ側）はトルクロッドに固定する必要があります。
チェーンカバー部のクリアランスがあまり無い事とと、トルクロッドの傷つき防止の為に、０．５ｍｍのゴムシートを挟み込んで取り付けます。取り付け方法はバインダーを使用し（当然黒色です）力を込めて縛り付けます。
バインダーの向きが違うのは愛嬌ということで。
ハイ！！出来上がりです。取り付けは３０分もあれば写真を撮りながら十分に作業できます。
では、各部の写真を見ていきましょう。
まずは、フェンダー部の前側です。スイングアームとの間が焼く５ｍｍ程度で、いい感じのできばえになっています。
次に、タイヤハウス内の左右のクリアランスです。
制作時にはノーマルタイヤ（140/70/17）で確認しましたが、今回はバンディッド用（150/70/17）での確認です。
左右十分にクリアランスはありますが、少し右側が狭くなっています。
タイヤ上部にも十分過ぎるほどのクリアランスが。クリアランスと言うか隙間って言葉の方がぴったりするほどです。
一番残念な箇所が、チェーンカバーの所です。ひずみ＋ひずみ＋ひずみ＝ゆがみとなってしまい、チェーンとは紙一重で接触はしていません。走行すれば振動等で擦れる可能性はありますが、チェーンvsＦＲＰならＦＲＰの負けに決まっているのでＦＲＰ側が削れる程度でおさまるでしょう。
後は、チェーンカバーを少し短めにカットしているので、スタイリング的にはこんな感じです。
少し短かったような気配があります。あまり短いとチェーンオイルがシート下や、ナンバープレートまで飛び散りますから。
スタイル的に良くても、機能的には少し難ありですね。
最後に車体全体で見ると、、、、、、、 はっきり言ってよく見ないと解りません。
まあ、基本的には泥はね防止のために作った物ですから、目立たなくてもいいんです。
最初の目的とずれてるような．．．．。
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