デジタルメーター化





ノーマルメーターは、スピード、タコ、水温と3連になっているが、なぜかスピードメーターが小さい。
小さいわりには、320kmまで速度表示されており、高速走行時の速度確認が非常にしづらい。しかも、93,94年式はメーターはハンドルマウントですが、 95年以降はカウルマウントになっているらしい。カウルマウントにするだけでも操縦性のアップにつながるのでは。また、前方の軽量化はなかなか難しく、 デジタルメーターに変更する事で、1石3鳥ではないか。

と言うことで、まずはデジタルメータの選定から。
YAMAHA R1、SUZUKI GSX−R1000かなと、思ってR1000のメーターをオークションで見ていたら球数が少なく、高価でとても手が出ません。
しかも、スピードメータのネックとなるデジタル(センサー)方式を全て採用しており、旧車の常識であるスピードメーターケーブルを使用してのスピードの検出には対応できない。

フロントディスクローターにセンサーを埋め込むのも、バランスが崩れそうでイヤだし(バランスがわかるかどうかは不明ですが....)等と、いろいろ考えていると何かの拍子に 、TAKEGAWA製 スーパーマルチLCDメーターと言う、理想に90%近い商品を見つけた。 値段もそこそこ手頃でちょっと奮発すればOKである。

良い所は
  1.メーターケーブルを使用してスピード表示ができる。
  2.数種類のインジケータが内蔵されている。
  3.温度警告、スピード警告などを画面のバックライトの変化で知らせてくれる。
  4.スピードメータはデジタルで、タコはアナログである
  5.別売りの水温センサを購入することで水温もデジタル表示できる......etc
    (ちなみにガソリン残量の表示も可能)

難点と言えば、
  1.モンキー用の製品である。R1100で動作するのか?
     (メーカに問い合わせても事例無しとの回答。問題はタコメーターがうまく動作する保証はない)
  2.スピードの最高速度がMAX250km表示であること。
     (ノーマルは320kmなので、スケールダウンである)

ちょうど、その頃メーカ側でメーターが在庫切れになっており、次販売時にはタコメータ用の信号ケーブルを長くして感度を良くするらしい。新型が販売されるようになったが、 購入の意志が未だに少し引っかかっている。やはり250km表示である。
我らが地方では、300円で高速を思いっきりぶっ飛ばせる所がある。暇つぶしに、R1100で行って見ると、200kmも出すと自分の限界が見えてきた。まあ、夜中だったからかも 知れないが、200km以上の速度域、ましてや300kmなんてあまり必要性がない物に感じてきた。

ここまでを決意する事で、半年程度はかかっている。
またもや、新製品が発売された。今まではメータ本体にメーターケーブルを接続するようになっていたが、今回はメータ本体とメーターケーブル接続が別体となり、 メータの設置の自由度が増えている。しかも、取り付け用のステーも汎用性十分な形状であり、すでに買わずにいられない状態となってしまった。 夏のバーゲンセールに行った時、たまたまその商品は、少し値引きされていた。通販で購入するより少しがだ安い。
本来今購入する物でも無かったが、思わず購入(在庫切れのため注文)してしまった。待つこと、1ヶ月。やっと手元に来届いた。うーん。なかなかかっこいい!!

すぐには、取り付けできないがとりあえず電源だけ入れてみた。電源ON時のパフォーマンスも今時のマシンと同等である。

ちなみに、車体側のハーネス側に合うコネクタもヤフオクで購入済みであり、車体側にはほとんど無改造で取り付け予定である。


正面からです。メータ本体と、左上の四角い物体がメータケーブルが接続されるユニットである。
右上のセンサーは別売りの水温計である
横から見ると少し厚みが気になる所でもある。写真では、取り付け用ステーを使用して自立させているので、余計に厚みが増して見える。



No Photo


クリックする事で、電源ON時のパフォーマンスを動画で見ることができます。
(雑音も入っているのでボリュームは小さめで)
なぜが15MBもあるので、ロードに時間がかるかも知れません。(Quick Time)
電源ONして、ウィンカーのON/OFFを数回繰り返し、タコメータのバックライトを
青、橙、赤の切りかえをしています。


※ファイル容量の都合上、動画ファイルはカットしました。

このメータの特徴を軽く説明すると、
 1.スピードメータは、ケーブル式で250kmまで表示
 2.タコは16000rpmまで表示。
   アラーム設定で赤LED点灯。アラームの設定ー500回転でも黄LED点灯
   タコの信号はイグニッションコイル巻き付け方式のみ
 3.インジケータは3種類。
   ニュートラル:緑(配線をグランド接続、または12V接続で点灯。グランド、12Vはメータ側が自動で判断してくれる)
   OIL:赤(OIL残量を警告する。ガソリンの量を警告するのと同じ感じ。)
      OIL表示の変わりに、ハイビームの表示とさせることも可能
   ウィンカー:黄(既存のウィンカーの配線にケーブルを割り込ます方式で、左右のウィンカーを入力して表示は一つ)
 4.トリップ、オドメータ着きり換え表示(オドメータは任意な値の設定不可。0スタート)
 5.ガソリン残量計(フロート式で抵抗入力タイプ)
   F:25Ω E:400Ω とF:10Ω E:100Ω と表示無しの切り替え可能
 6.水温(油温)表示 別売りのセンサーを購入することで温度表示可
 7.その他、ラップタイムなど色々....

ここで、GSX-Rと比べると、
 インジケータが大きなネックとなる。OILプレッシャー警告、ハイビーム表示、ガソリン残量ランプが違う。
 OILプレッシャー警告はOIL残量計が使用できそう。
 ハイビーム表示は、別途LEDの追加が必要か?
 ガソリン警告表示は入力する所を改造して、ガソリン残量計に表示できるか?(LEDを追加するかも)
 
 
今後の予定としては、
  1.OILプレッシャー警告を、オイル警告灯に切り替える
  2.燃料残量表示は、フロート方式というか燃料の量を表示できるようになってます。しかし、R1100は燃料警告灯であり、燃料が減るとランプが付くと 簡単な構造のためすぐには取り付け不可能である。改造方法としては、燃料警告未点灯時は、メータ側ではフル表示として、警告灯が表示された時にメータ側でエンプティー表示となるようにする。
  3.メータをカウルにマウントする金具の作製。(タコメータは振動に弱い為に、同時に振動対策も必要)
  4.一番肝心な、まずはタコメータが正常に動作するかどうかをテストする必要がある。

完成は、年内中には??????

          Next>>

[HOME] [GSX-R TOP]