シートアンコ抜き&張り替え その2






自分でアンコを抜いたシートは足つき性の劇的な変化もなく、ごつごつ感が表面に浮き出て、恥ずかしい物でした。
ツーリングも終わり改めて、シート屋へ自作シートを持っていきました。
シート屋さんは、表面のシートをはぎ取って、愕然。
最後に貼り付けた、ゴムスポンジがやっかいらしい。接着剤でべったり付けているので、はぎ取ると下地のスポンジまでも取れてしまうらしい。

作業の流れは、
1.ゴムスポンジのはぎ取り
2.シートと同じようなスポンジでの盛り上げ
3.整形
4.シート貼り

ノーマルシートを加工した方が遙かに簡単だぞ!!と言われました。
シロートの自分でも、そう思います。でも、作業をお願いし、ついでに作業費用もできるだけ安くしてってお願いしてしましました。


アンコ抜きのポイントは、ただ単に全体を削ってもダメらしいです。今回の自分の作業が言い見本です。
全体に低くすると、股がノーマル時より開く用になり、最悪足つき性が余計に悪くなるそうです。

削るポイントは、両足の内股が当たる場所を削り、なるべく足が真っ直ぐに真下に伸びるように削ります。
だから、中央部は高めで、左右の角を削ります。写真を見ると内股の部分が綺麗に削れているのが良く解ります。

でも、でも、どれだけ左右の角を削っても、結局はシート下のバイクの幅は変更できないので、削っても変化が無い場合もあるそうです。
要するに、コンパスの理論ですよ。


内股が当たる部分が削られ、中央部はあまり削られていないのが良く解ります。

でも、安くしてとお願いしたので、多少の凸凹が残っていますが、自作に比べると比べ物にならない程綺麗です。
これでも、1万もかかっていないんですよ(自作シートの材料、シート生地代、再加工費用、全部含めて)
左右のエッジ部分は結構削り込んでいます。

シートの高さ自体は、前回とほぼ同じです。
かんじんな足つきですが、微妙に良くなったかな??????程度です。
ちょっと寂しい気もしますが、

再軽量です。今回の測定では、
ノーマル:1200g − 加工後:1007g = −193gの軽量です。
前回より格段に軽くなりました。 

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