リア泥よけ(リアフェンダー)+チェーンカバー  その2 GSX400S用

 リベンジ編





最初に作ったリア泥よけ+チェーンカバーは、大失敗
と終わった。また、実車に取り付け後のテストでもチェーンと
干渉する事が分かり再度チャレンジする事にした。


1.原型の製作


前回の原型が70%ほど残っていた為、失敗した雌型より
必要な箇所のみ型を取り直し原型を復旧した。
少しRの部分で凹んでいる箇所があるが、雌型を作った後に
補修をする事にして作業続行。
とりあえず、今回もプラサフまで塗りこのままで型を取る事にした。
普通はプラサフの状態で型を取ると、型にプラサフが張り付ので
型の全面を再度ペーパがけする必要がある。
本来なら、本塗りをするか、クリアでも塗っておくのだろうが
塗料がもったいないので、いつもプラサフだけで型を取る。




2005-7-10
途中で更新するのが止まっていました。(約半年も)
それは、恥ずかしながら久々の大失敗があったからです。
(写真は少なめですが...)


とりあえずいつものように、原型が出来た後に雌型を作ります。
今回は初めて、型用ゲルコートを使用しました。
 

この後、写真はありませんが雌型はちゃんと出来ました。

雌型の離型処理を行って製品を作ります。
最近はフリーコートなる離型材を使用していますが、
このフリーコート、一度塗りでOKで、パコパコ抜けるすばらしい
物らしいです。
その分お値段もワックスなどに比べるとバカ高ですけど。

とりあえず、雌型にフリーコートを塗りすぐにふき取る作業を
2,3回実施しました。一応念のために

その結果が、これです。
悔しくて涙も出ません。
 
チェーンカバーの部分のみどうにか型より外れましたが、
泥よけの部分は何をやっても外れません。
写真に写っている、マイナスドライバーとハンマーを使っても
ここまでしか、外れませんでした。

と言うことは、雌型、製品共に使い物になりません。
全てゴミです。
ちなみに雌型を抜く時に、原型も破損したので、
今回使用した物、全てゴミとなってしまいました。
原型が破損した時に、もう少し離型処理の勉強をしておけば
ここまで、被害が大きくならなかったのに...
トホホです。


フリーコートの使用方法をネットで調べました。
フリーコートを使用する場合は、
3,4回(1回/日)塗りふき取りを繰り返し、
その後に2,3回(1回/日)ワックスを塗りふき取り
するそうです。
自分でも、この方法を実践しましたが、パコッと綺麗に
型より外れました。
要するに離型処理には、念入りに、時間をかけ、何回も
って感じですね。初めて抜く時はなおさらですよね。

当然離型処理をする前の型のほうでも、
コンパウンド磨きで鏡面加工も必要ですが。





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