PICに挑戦  その3



LEDの2連点灯の試験も無事終わったところで、今度は本格的に製作に移ります。

まずはモードを変更する為の押しボタンを追加します。
これは、ロック式ではなく、モーメンタリ式(押してる時のみONになる)を使用します。各モード毎にボタンを追加すればソフト的には簡単ですが、ボタンを配置するスペースが必要なのと、スマートで無いことより1ボタンとして、押すたびに表示モードを変更するようにします。


 



回路の一番右にボタンを追加しています。
回路的にはボタンを追加しただけですので、スイッチのチャタリング防止が必要になります。これは、ソフトウェア側で対策する必要があります。
それと、ボタンを押すタイミングも長押し、ちょん押しに対応でき、ボタンを押す毎に確実にモードが一つ変更出来る様に。

この、モード変更は電源をOFFにしてもモードは保持し次回起動時は前回と同じモードで表示するようにします。これは、車検の時にスモールランプがピコピコしてたら検査に落ちるので、その対策です。


表示モードは以下の4つ

1:ナイトライダー(残像機能は難しかったので今回はなし)
2:フラッシュ点灯(左右の3つのLEDが早い点滅になる。
F1のペースカーのヘッドライトみたいな感じに)
3:フラッシュ点灯2(全LEDがフラッシュする)        
4:全LED点灯(ノーマル車検対応)              

mpegファイル(7MB)ですが、以下をクリックすると点灯状態が見えます。

  ここ!!

※動画では速度が変化してるようにみえますが、これはファイルのせいで物はきれいに点灯点滅しています。
※ファイル容量の都合上、動画ファイルはカットします。


ちなみに、LEDを点灯させる為のソースファイルは最後に発表するかも??
でも、ソースファイルはいろいろなHPを参考にしたと言うか....はっきり言ってパクっています。パクられた人、ごめんなさい m(_ _)m


これで、ソフトウェアもほぼ実用的なものが完成し回路図もできたので、実物を製作します。



はい、できあがり。
テストボードには無かったのですが、モニタ用の赤LEDを追加しています。
ボタンを押してもモードが変わっているかどうかがバイクに乗っていると分からないので急遽追加してみました。
基板は2枚構成で1枚はLED用で、裏面に制御用にして、2枚の基板を配線で接続します。最終的には基板の間にスペーサを入れる予定です。

  


RB0-7に表示用のLEDを接続して、RA0にボタン入力、RA2にモニタ用LEDを接続しています。

電源ON/OFF試験の途中で、勝手にモードが1に変化する現象が起きて理由も対処方法も分からなかったので、エーマージェンシーも考えてモードの順番を変えました。

1:全点灯
2:ナイトライダー
3:フラッシュ
4:フラッシュ2

動画は
  mpeg(7MB)
です。
内容は、電源ON->モード1〜4、2まで表示。
その後電源をOFF・ONを2回繰り返しています。


※ファイル容量の都合上、動画ファイルは後日カットします。

なぜ、AVIファイルはサイズが大きくなるのでしょうか?ストリーミング配信が出来ればいいのに。今度挑戦してみましょう。

ちなみに、このユニットを入れるケースは
 

ですが、

裏ぶたをどうするか?仕様変更等でPICの再書き込みなどをするので、開閉できる様にするのとボタンが押せて、モニタLEDが確認できる窓が必要。ここが、最大の問題かも????



2008-8-22追記
アセンブラのソースを追加しますので、ご参考まで!!

  posi.asm
すべてが自作では無いので、心苦しいのですが....。



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