ホワイトメーター(ELシート) その4




電気回路組み立て試験器???で組み立てた、回路を実際組み立て。
部屋の中での動作はOKだが、実際の夕暮れ時にどのような動きになるのか?取り付けてからのお楽しみです。

右上にあるのが、自作”暗闇自動点灯キット?”です。
青色のボリューム(VR)が見えますが、このボリュームで点灯時期(明るさ?暗さ?の調整をします)
他の電源回路と、インバーターを100円ショップのタッパに入れて回路は完成です。
見ての通り配線はたくさんあります。
1系統:光りセンサ
2系統:DC電源線(回路動作用)
3系統:AC電源線(ELシート点灯用)

光センサは、防水タイプではないので適当な入れ物に入れます。ちなみに今回使用したのは、口紅の鉛筆タイプのキャップです。 これも100円ショップで購入したので、必要なキャップ以外はすぐにゴミ箱行きです。 自分じゃ使えない....

5.メータパネル製作
ELシートはシート全体が光るんですが、唯一電極部分は光りません。しかも、シートは折り曲げ禁止だそうです。
バイクの場合メータパネル部分に余分な場所などなく、電極部分を別途逃がすような事は出来ません。電極部分は、最小限としても5mmはあるので、苦肉の策としてメータの下部(警告灯の下)に電極用として、無点灯の場所を作りました。

しかも、この電極はかしめるタイプ(ホッチキスの針のような)なので、シートの表裏に突起が出来ます。
当選突起があるとシートが浮く事になる為、ベースとなる元々のメータパネルの下部を少しカットして、多少でも電極の逃げを作っておきます。

後は、ELシートに文字盤を貼り付けるだけです。他のHPを見るとウィンドウのフィルムを貼る要領と書いてあるので、真似してみます。

簡単な手順
1.スプレーボトルに洗剤1滴と、水をいっぱい入れます。
2.ELシート表面にスプレーします。
3.文字盤を印刷した白色シートを貼り付けます。粘着面のシートを外して粘着面にスプレーします。
4.ELシートと、文字シートを張り合わせます。この時はまだ水の上に乗っている感じなので、文字盤を左右に動かし一を決定します。
5.文字盤のシートの表面にもスプレーします。
6.ゴムヘラなどを使用して、中心部分より水を抜いていきます。
  ここでは、ゴムヘラでシートい傷を付けないようにと、シートとシートの間の水を全て追い出すことです。
7.次に透明つや消しシートをを2〜6の手順と同じ方法で貼り付けます。この透明つや消しシートの表面に水を掛けると、ノリみたいな物が出てきます。透明シートは耐水性では無いらしく、水に濡らすと印刷した物が消える事がある。と記載されているので、印刷用の何かの物質が溶けて出てくるのでしょうか?僕は気にせずそのまま、作業を続行しました。
8.これで、ELシート、文字盤、つや消しシートが一体となります。これを、元々のメータパネルに両面テープで接着します。
  (この両面テープが後で大変な事に....)
9.不要な部分をカットします。最初に外周のみハサミでカットして、貼り付けた方がやりやすいような気がします。しかも、外周部分はメータを組み立てた時には見えない場所なので、多少のデコボコは気にしなくて良いですから。
10.インジケータ用、トリップメータ用の穴は、デザインカッター等で穴を開けますが、以外とELシートは固くうまくカットが出来ません。
  下の写真を見るとへたくそなカットが良く解ります。

まずはノーマルの文字盤をカットします。ELシートの電極の逃げとなる場所です。
ちなみに、この文字盤はマジックリンなどで拭くと色が落ちます。
ELシートに電極用のカットを施し、電極を打ち込みます。
カットする時にも書きましたが、ELシートはとても固いです。電極を打ち込む時も電極の足が曲がることもあります。
ですから、最初にカーターで電極の足の位置に穴を開けて、打ち込めば多少は楽になります。
上に書いた手順でELシート、文字盤、透明シートを貼り付けます。
最初はmずの量が少なかったのか?位置決めがうまくいかずシワができ失敗。
これは2回目に貼った物です。写真では、よく見えませんが小さな気泡が多数あります。
でも、真正面から見ると気泡も気にならないので、このままでいきます。
シートないの水分が抜けて、十分に乾いたら、不要な部分をカットします。
裏から見たところです。電極の部分は、シートのみになっていて、ペラペラ状態です。
試験的に光らせてみました。
最下部の電極部分のみ光りません。
分解した手順の逆の順序で組み立てます。
組み立てる目には、文字盤を固定する小さなネジ4本や、本体カバー、取り付けステーなどを全てつや消しブラックで塗装します。
これで、新品ぽく見えます。
多少のへこみはどうしようもありませんが.....
完成品です。
一番右にあるのが、光りセンサです。
画面をクリックすると、点灯、消灯のGIFアニメが見られます。
汚いカットラインです。笑ってやってください!!

この後で、実はこんな事が....


後は、車体に取り付けるのみとなり、張り切って準備をしたが、電源装置一式のタッパを収納する場所が全くない。カウル内に、これくらいの大きさであればと、思っていたが全くお話になりません。

はっきり言って、デカすぎ。その時点で取り付け作業延期に決定。

電源装置一式のコンパクト化が必要なのだが、部品一つずつは小さくならない。
でも、電源回路のでっかいボリュームが横向きで、出っ張っていたので、無理矢理に向きを上向きにしてホットボンドで固定し、少しはコンパクトになった。
あとは、入れ物をもう少し小さい物に変更する必要がある。しかし、ピッタリサイズの入れ物なんて売っているはずもない。
ホームセンターをうろうろしてると、クリップ100個入りのケースがなかなかピッタリきそう。メジャーを持っていなかったので直感&目測で確認。考えてもしょうがないので、購入に決定。

購入後中身のクリップはまたもや、ゴミ箱行き。もったいない...

左:元々の大きなタッパ
右:新規購入のクリップの入っていた箱。密閉性はないが、ビニールテープで防水対策する予定。インバーターは防水加工されてそうだし、 入りきらなかったのでもろだしで、両面テープで固定します。
たぶんこれくらいなら、カウル内に入るのか?????疑問?????



今回はここまで。
次回は、車体取り付け最チャレンジ。

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