−AGRAS− バックステップ装着





待望のバックステップの装着です。
この車体用のバックステップは種類も少ないうえに、お値段もたいそう高価でなかなか手が出なかったんですが、新品が廻り回って手元に 届いたんです。

すごくラッキーな出来事です!!
バックステップを入手して暫くは、テレビ台の横に飾って毎日見てニタニタしてました。

バックステップの装着時のメリット(何があるの???)は、私には無関係。見栄えオンリーでの取り付けです。
だから、今まで6万以上もするバックステップには手が出せなかったのです。




このバックステップには4つのポジションがあり、アップ15mm、30mm、バック15mm、30mmですが、それぞれ15mmでセットアップします。

ちょっと気になるのが、ステップが固定式なのです。多くのバックステップは固定式を最小していますが、こけた時に折れる可能性が大と言うことですよね。
出来れば、可倒式が良かったのですが....。









まずは現在の仕様は、ステップ部分だけを交換してます。これだけでも少しはスタイリッシュに見えます。

 







ノーマルとAGRASを並べて見ましたが、一目瞭然。    輝きが違うな!!!









チェンジ側は、ボルトを外すだけで簡単に交換できます。
まずはノーマルを外してみると、取り付け部分はゴムで振動対策されています。ノーマルのステップもゴム製だったので、元々振動が大きく対策をしているのでしょうか?









サクサクと交換完了です。ノーマルと比べてもUP15mm、BACK15mmとは思えないほど位置が違うような。
でも、本当にかっこいいな!!

 







プレート部にはAGRASと彫ってあるのですが、装着すればほとんど見えないです。もったいない。









ブレーキ側はちょっと面倒なのです。
一つ目はマスターのプッシュロッドの交換が必要なことです

さて、どうやって交換するのか??

以前に実施したリアブレーキオーバーホールの内容を見直してやっと構造を理解。


 







マスターを取り外すので当然ブレーキフルードは抜いておきます。
ブレーキホースも取り外し、マスターを外しますが.....。









タンクと繋がってるホースを外すのですが、黒いプラスチック部分ごと外そうとさび付いたプラスネジを回すが全く歯が立たず。
仕方なく、ホースを外してばらします。
黒いプラスチックの中には確かOリングが入っていたはずなので、結果的にはホースを外した方が良かったのかも。









べダル側は割りピンで止まっているので、取り外します。









このマスターの中にあるCリング(サークリップ)を外せばプッシュロッドは外れます。
4年前にオーバーホールをして、この汚れです。もう少し短い間隔で掃除した方がいいですね。どうしてもブレーキ関係はエア抜きが面倒で....

 







純正のプッシュロッドにはネジの上部にロッドを回す為の六角と、ゴムブーツを固定する溝がありますが、AGRAS製の方は何にもありませんし、極端に短いです。









プッシュロッドを交換して、ゴムブーツを付けて完成ですが、ブレーキレバーの位置調整の為にプッシュロッドを回すのはどうするの??

 







ブレーキ関係が無くなれば、ノーマルのステップはサクサクと取り外します。一番ネックになるスイッチがぶらーんと。









バックステップを取り付けです。
ブレーキレバーのリターンスプリングは無いんです。まだ、ブレーキ関係は取り付けてあるだけなので、マスターにフルードを入れれば スプリングの変わりになってくれるのか?一応スプリングをかける場所はチェックしてますが。フルードを入れて考えましょ。

 









さて2つ目の問題です。

このバックステップは、ブレーキランプ用のスイッチが油圧スイッチを使用するようにとなっているからです。当然プレーキホースを取り外す必要があるわけで、 フルード交換が面倒なんです。(もう既に空っぽの状態ですが)

で、油圧スイッチは壊れやすいのが有名で、バックステップの付属に付いてくる油圧スイッチの説明書にも消耗品なので定期交換が必要と記載されてるのです。 こんなスイッチは簡単には交換できないのに良くもこんな事を平気で書けるな!!と。

で、一応ノーマルや他の機械式スイッチが使用できないか調査してみましたが、バックステップに穴あけ加工などをしないと無理みたいです。
しかし、GSR用のバックステップは以前は油圧スイッチを使用していたのが、機械式に変更されているんです。当然AGRAS製でね。

確認の為、AGRASへ問い合わせしたら、GSX−R1100W用では機械式は無理です。でも、油圧スイッチも壊れやすいので、今では対策品を使用しているとの事でした。 今手元にあるスイッチは型名を連絡したんだけど、対策品かどうかは教えてもらえず。交換も無理。
理由は、全ての油圧スイッチで不良が発生しているわけでもないので。と。 全てのスイッチで不具合が出てからでは対応が遅いとは思いますが、メーカーの考え方だし、 こちらも全くの新品を購入したわけでも無いのでこれ以上は言えないです。


ノーマルのレバーの動きと、スイッチとの関連をノーマルで検証しますが、結果は........
左:通常状態                       右:ブレーキを踏んだ状態

 







悩むこと、2週間。
ブレーキを早く組まないと乗れないので、今回は仕方なく油圧スイッチを使います。バンジョウとワッシャ、エレクトロタップの付いてます。 定価7350円これが消耗品ですか?









付属のバンジョウボルトに、油圧スイッチとブレーキバンジョーアダプターを付けて、あれっと!!マスター側に入るネジ山が短すぎる。 大体5山くらいでしょうか。手に持っているボルトは今まで使用していたバンジョウです。アダプター一個入れて余ったねじ山は10くらいはあるでしょうか。
こんなに短いバンジョウボルトでOKなんですか?油圧スイッチ用のバンジョウボルトなので取り合えず取り付けますが。

 







バンジョウアダプターとは逆になるように油圧スイッチを取り付けます。









スイッチよりの配線赤/黒をノーマルの機械式スイッチのコネクタに平キボシを使って接続しようと思ったのですが、手持ちのキボシよりソケットの方が 2mm程度小さいタイプ(規格品であるのかは不明)なので、とんでもないやり方で接続させてます。方法は扉マル秘ですが、ノーマルのコネクタもこのま ま使えるようになっているのでいつでも機械式スイッチを取り付けられます。

 







フルードを入れて、エア抜きして完成です。格好は良いんですがねー。









で、早速試走です。

が、発進時に力が無いんです。で、すぐに信号で止まったのですが、レバーを上げてニュートラルへと思っても、全くランプが付きません????

試しに逆にレバーを動かすと一瞬ニュートラルランプが光りました。もしかして、逆チェンジ仕様。上げて一速、下げて2,3,4,5と慣れてないのでチェンジしずらいです。 速攻で家に戻り直します。









上の写真と比べる解りますが、たったこれだけの違いなんです。組んだ時は何も考えてませんでした。お恥ずかしい...









やっとちゃんとした試走が出来ます。
まず、最初にステップに足を上げる時、ステップの位置が変わっているので踏み外しそうになります。これは慣れれば問題ないレベルです。

ステップの位置が上がって膝の曲がりが小さくなった事で、ニーグリップが楽に出来るような感じです。自然な感じでニーグリップできます。これは結構良い感じですよ。

レバー比の問題か?ニュートラルに入れるのがちょっと難しくなりました。これも慣れれば問題なくなるでしょう。

これら以外は全く変化なしです。まあ、街中を少し走っただけですから、こんなもんでしょ。






ここからは、写真メインで。
近くの六甲アイランドでトイレ休憩によった場所で。

 







最近リア周りを良く弄っていたので綺麗に纏ってるな!!
タンデムステップがゴム製って事が、ちとバランスを崩してます。

 







六甲大橋の下へ場所を移動して、

   


   







ハーバーウェイ(2輪無料)を通って、

 







ポートアイランド北公園で神戸大橋をバックに、

 







今度は、神戸ポートタワーをバックに、









ハーバーランドで一枚と思ってましたが、人が多くちょっと恥ずかしいのでそのまま西へ。
兵庫突堤へ、ほとんどの岸壁でつりをしている人ばかりだったので、ちょっと小汚い無い場所で、

写真右:遠くに移っているのが神戸大橋です。

 







近くのバイク屋によって、帰ります。
薄暗くなってポートタワーがライトアップしてたのですが、はっきりとは写りませんでした。

ポートタワー、海洋博物館、オリエンタルホテル、月と、











計量ですが、
ノーマル、1744g

アグラスバックステップ、1273g
で、−471gの軽量となりました。

軽量化よりスタイリング度アップの方が今回のメインでしたが......








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