いろいろメンテナンス
(プラグ交換）
ＧＳX−Ｒ１１００ＷＲ ９４年式
購入したのは中古車で、２００４年。発売後１０年もたっていた。納車整備でプラグを交換してくれていると聞いているが？？？？である。
例え２００４年にプラグを交換しても、２００８年の現在まで自分では一度も交換していない。プラグの寿命（交換周期）は数千キロ。しかし、この４年で２万キロは乗っている。
完全にプラグの寿命でしょう。
イリジウムプラグは数年前から購入済みで、なかなか交換する気になれずにずるずると。
実は、通勤号バリオスに原因があるのです。
バリオスの場合、プラグコードを抜く時は必ずキャップとコードが外れてしまいます。その度にプラグコードを購入してました。それと、プラグキャップがプラグに入らないのです。
４本入れるのに１時間はかかる度ほどです。プラグキャップの中を削ってみたり、プラグの頭のネジを潰してみたり、色々してもなかなかキャップが入りません。
これで、プラグ交換が一気にいやな作業になってしまいました。
前置きは置いといて、プラグの交換を始めます。
まずは現状のチェックから。作業スペースがほとんど無いくらいです。プラグキャップが抜けるのか？って感じです。
このスペースで車載工具と、一般的なプラグレンチがどこまで使用できるかの検証もかねています。
左：市販のプラグレンチ＋ユニバーサルジョイント＋エクステンション
右：ＧＳＸ純正のプラグレンチ
どちらもこれだけではダメで、ラチェットや、１４ｍｍのスパナが必要です。
結果的には、作業的は市販のレンチが断然上です。しかし、純正のプラグレンチもスパナの架けかえが面倒だけで使用するには全く問題ありません。
しいて言うなら曲がるところがもう少しスムースに頑丈に出来いればＯＫでしょう。
持ち運び(車載）を考えると、純正のほうが軽く付属品も少なくてすむので、車載はやっぱり純正品ですね。
プラグコードを四苦八苦して外して、プラグを抜く前に穴の中を掃除します。普通ならエアーで吹き飛ばすのですが、一般的ではないので、掃除機でごみを吸い取るようにしています。
これが、スペシャルツールです。水道用のホースの先を斜めにカットして、もう片方をペットボトルなどの口に取り付けます。この時少し隙間を空けるほうが、掃除機にやさしいです。
スペシャルツールを掃除機にドッキングさせます。スペシャルツール側がやわらかいのでコネコネしながら装着します。
後はスイッチＯＮで、プラグ穴をゴシゴシとほじくれば結構なごみも取れると核心しています。水冷の場合、プラグ穴が深いのでどれほど綺麗になったのかはっきりとはわかりません
が．．．。
純正と市販のプラグレンチを使用しプラグを取り外します。
やけ具合は、、、、、、、、、。どうなのでしょう。極端にかぶりぎみ、焼けぎみではなさそうです。それよかプラグのナット部分が錆びているのにびっくりしました。
やはりここまで雨水が入ってきてるんでしょう。何か対策が必要かもしれませんが、定期的にプラグ交換をするのが一番かもしれません。（ノーマルで十分でしょう）
外したプラグ、型名がノーマルとは違います。ノーマルＣＲ９Ｅに対して、これはＣＲ９ＥＫです。最後のＫは電極が２個らしく実際にも２この電極が付いています。
誰がこんなプラグを付けたんでしょうか？？？
購入時のバイク屋さんかもです。
軽く２年くらいは眠っていた、新品ですが古いものです。
新品のプラグを入れる前に、ヘッド側の雌ネジの清掃＆グリスアップをしておきます。古いプラグのネジ部をワイヤーブラシで綺麗にして耐熱グリスを付けて、
２，３回プラグを取り付け取り外しをおこないます。こうすると、新品のプラグが手で回せるほど軽くなります。
プラグの説明書にあるように、新品の場合プラグをねじ込んでガスケットが当たった所から１／２回転させます。気持ち１／８回転分追加して締め付けました。
プラグキャップを取り付けます。作業場所が狭いので、手で真上から押し込む事は出来ません。どうしても斜めから押し込むようになり力が入らず、キャップも入ってくれません。
最近私が使用している方法ですが、プラグキャップの凹み部に入る適当なスパナを差込、両手で押さえ込むようにします。これで、真上近くから押し込む感じになると思います。
今回はこの方法で結構簡単に入ってくれました。（ちなみに、バリオスではこの方法でもなかなか入りません）
もう少しいい案があれば教えてください。BBSやメールに気軽に書き込んでください！！
試乗した感じでは、キャブも清掃しているし、エアークリーナーも清掃しているので特に変化は見られなかったような。唯一始動性が良くなったように思えます。
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