ステンレスメッシュホースに交換(フロントブレーキ)






ブレーキホースをステンレスメッシュに交換する人は多いですが、私はあえて交換していませんでした。
理由は、カッチリ感がありすぎるような気がして、
頭のかなでは、 握る=ブレーキON、離す=ブレーキOFF  って感じで思ってました。

で、なぜ今回交換するのかと言うと???

一番の目的は、ブレーキをラジアルに交換した時、ブレーキホースの取り回しがきつかった事と、 14年の歳月がたっているので、ホースのメンテナンスを兼ねて、新品に交換。

と言うことで、交換するなら見栄え重視なステンレスメッシュとなった訳です。当然、フィッティングはキラリと光るステンレスです。



ラジアルマスタに交換した時のホースの取り回しです。ほとんど曲がりの無いフィッティングなので、ノーマルホースを無理やり90度に曲げて います。曲げのおかげでキャリパーとの距離も短くなってます。カシメの部分がいつ外れてもおかしくないのでは。






今回購入した物です。取り回し方、メーカーで色々と悩みましたが、ノーマルと同じ取り回しで型式(GSX−R1100RW)に合わせてカットされている物を探すと SWAGE−LINEがHitしました。しかしRWの後期モデル(95年〜)のみであり、前期モデル(〜94年)はありません。前期、後期基本的には同じはずなので購入することに。

しかし、バンジョーボルトのピッチが違う事は明らかですが、ラジアルマスターに交換した時、今回と同じくSWAGE−LINEのバンジョーボルトに交換済みなのです。

後は、ブレーキ側はラジアルマスターへ変更しているので、バンジョーアダプタをどうするかです。ここは先人の方々の知恵と経験を参考に、90度のアダプターで真下に 抜くようにします。あとは、後期型と前期型の違いの為、20度のバンジョーアダプタも一つ追加で。

フロントブレーキ、リアブレーキ、クラッチの3点セットです。







作業に入る前に、まずは前期(94年)と、SWAGE−LINE(後期:95年〜)と今回の前期ラジアルマスター仕様の違いです。

    前期ノーマル SWAGE−LINE(後期) 前期ラジアルマスター
仕様
フロント マスタ側バンジョーボルト M10 P1.25 M10 P1.0 M10 P1.25
キャリパー側バンジョーボルト(左右) M10 P1.25 M10 P1.25 ←
ホース長(マスタ〜右キャリパー) 65cm 67cm ←
ホース長(キャリパー間) 49cm 46cm ←
バンジョーアダプタ(マスタ側) 10度 ストレート 90度
バンジョーアダプタ(右キャリパー)1 ストレート ストレート ←
バンジョーアダプタ(右キャリパー)2 20度 20度 ←
バンジョーアダプタ(左キャリパー) ストレート ストレート ←
リア マスタ側バンジョーボルト M10 P1.0 M10 P1.0 ←
キャリパー側バンジョーボルト M10 P1.0 M10 P1.0 ←
ホース長 58cm 56cm ←
バンジョーアダプタ(マスタ側) 20度 20度 ストレート
バンジョーアダプタ(キャリパー側) 30度 ストレート 20度
クラッチ マスタ側バンジョーボルト M10 P1.25 M10 P1.0 M10 P1.25
エンジン側バンジョーボルト M10 P1.0 M10 P1.0 ←
ホース長 115cm 130cm ←
バンジョーアダプタ(マスタ側) 20度 ストレート ←
バンジョーアダプタ(エンジン側) ストレート ストレート 20度

※ホースの長さはメジャーでの測定で、正確ではないので参考値として考えてください。
 バンジョーアダプタのノーマルの曲げ角度は、思いっきり見た目判断です。
 測定基準は以下の通りです。(PLOTイージーオーダーシステムの画像を拝借)


前期と後期との主な違いは、フロント、クラッチのマスター側バンジョーボルトのピッチです。
長さも少しずつは違っていますが、後期ノーマルとSWAGE−LINE(後期)とが全く同じ長さでは無いと思いますので、実際に計って見た方が良いと思います。
一番ネックになりそうなは、クラッチホースが15cmも長いことです。短いより長いほうが良いとは思いますが、15cm??どうなるんでしょう。

で、今回SWAGE−LINE(後期)より変更した箇所で、バンジョーボルトは既に使用していたのでそのまま流用し、追加でバンジョーアダプタの20度と 90度を購入しています。




フロントブレーキより作業開始です。

まずは、フルードを全て抜いておきます。マスターのタンクのキャップを開けて、キャリパーのエア抜きボルトより抜きます。これだけでは、ブレーキライン全てのフルードは 抜けません。キャリパーの中やホースの中も多少は残りますが、どうしようもないのでこのまま、作業続行です。





ノーマルです。輝きすら無いくたびれた感じです。







キャリパーのバンジョーボルトを外します。この時先ほどの完全に抜け切れてないフルードが出てきますので、ウエス(私はキッチンペーパー)を準備して垂れる フルードを全て受け止めます。
と言っても、ホース側、キャリパー側の両方から垂れてくるので要注意です。

キャリパー側にクラッシュワッシャーが張り付いてる事もありますので、良く見て外しておきます。

 





ホースを完全に取り外す前に取り回しを確認しておきます。
三つ又の下側に一箇所クランプされています。サビサビですが、気にせず取り外します。本来なら同じボルトにホースサポートが付いてるはずなんですが、前回のラジアルマスターに 交換する際取り外したままになっています。特に必要性もないのであえて元には戻しません。






確認とクランプの取り外しが終わったら、ケーブルを全て外します。 14年物ですが、弾力もあり(弾力があっていいのかな?)、亀裂や割れも見つからずもう少し使える感じです。

ノーマルとSWAGE−LINEを比べて見ると、やはりSWAGE−LINEの方が短く感じます。ですが、フロント回りは2,3cm短いだけなので問題はないでしょう。

 






一応バンジョーアダプターの形状です。
写真左:マスター側。ストレートと思っていました、10度程度の曲がりがあります。
写真中:キャリパー右側。マスターからのホースはストレートですが、左キャリパーへのホースは20度程度曲がったアダプターを使用。写真では判断できませんが....。
写真右:キャリパー左側。ここはストレートです。

   





では、取り付けます。一番のネックなる、マスター側のバンジョーアダプタです。いろいろ考えたあげく、90度のアダプタを使用する事にしたのですが、どうなることやらです。

 





早速90度アダプターの取り付け(仮)です。ホースが真下に向くと思っていたのですが、ブレーキレバーの角度関係上、車体側(フォークのアウターチューブ側) に向いて取り付く感じです。ぱっと見は綺麗に付いてるように見えますが、ここに落とし穴が。

ブレーキレバーを握ると、ブレーキスイッチを押すバーと90度アダプターが干渉します。(写真右側)

 





一応この状態で全体の状態を確認しておきます。
マスターから、三つ又までのホースはどこにも干渉なく問題なし。

 




三つ又からキャリパー間は少しダブつき感はあるが、問題になる事も見栄えも悪くはありません。

 





キャリパー間のホースは余裕もなく、余りもなくジャストフィットです。欲を言えばノーマルと同じようにもう3cm程度長くても問題はなかったのに。

 





再度、マスター側のアダプタの見直しです。先ほどは、車体の前方向に曲げを向けていましたが、今度は車体後方に曲げを向けて見ます。

 





ホースの取り回しも無理があるような。
この案は却下です。

 




バンジョーアダプタを90度から20度に変更してみます。ホースが前の方に出るので、ハンドルを切るとホースとライトフレームが干渉してしまいます。

 






キャリパー側ですが、ホースに余裕がなくなりギリギリいけるかなと言う状態です。
これも、却下です。

 





やはり、最初の取り付け方法が無理もなく綺麗に仕上がります。 が、レバーとの干渉を除けばですが。
すこし、レバーの位置を変更して、アダプタを思いっきりフォーク側に押し付けるようにして取り付けると、3mm程度の隙間ができて、干渉が回避されました。 基本的にアダプターが車体の振動により向きが変わることもないと思うので、この状態で組み上げることにします。

 





マスター側が決まったので、後は全て正規にバンジョー、フィッティングネジを締め付けるだけです。一応バンジョーボルトの締め付けは、1.6kg・mと取り説にあったので トルクレンチを使用しましたが、フィッティングの方は感だけで締め付けてます。

 





少し、たるみが気になるとこですが、これくらいなら問題ないでしょう。これなら、もしかしてウィリーをした時にフォークが伸びきってもホースにはまだ余裕があるかもしれません。できればの話ですが....。

キラリと光るフィッティング。キラリと光りすぎて写真が綺麗に取れません。(バカチョンモードなのに、腕が悪いのか、カメラが悪いのか)

   





左側も全く問題なしです。

あえて言うなら、銅ワッシャよりアルミのクラッシュワッシャの方が見栄えが良いのに。何が違うんでしょう??付属していたので仕方なく使用していますが、もし別途購入なら迷わず アルミを選んでしまいます。

 





追伸:HPサーバの容量がアップすると写真の数が増えたような気が....。




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