ステンレスメッシュホースに交換 (クラッチ)






最後はクラッチホースです。

クラッチホースには交換後の握りが軽くなるのではと、ひそかに期待しています。ダイレクト感が増すと言うことは、損失(ホースの伸び)がなくなりカッチリするので、 期待は十分ありです。ラジアルマスターに交換して劇的な変化(軽さ)があったので、これ以上は特には必要ないかもしれませんが、操作が軽くなるのは良い事なので。





カウルは外さずにフルードを抜きます。奥に見える赤いボルト(センサー)が油温のセンサーです。








いつもながら嫌な作業のタンクを下ろします。ホースの数や、コックの位置、他のホースを潰しそうになる。面倒で仕方ありません。 一度タンク下ろすと他の作業の一緒にが基本です。今回も、水温センサー取り付けを同時進行で行ってます。







ノーマルのバンジョーアダプターは20度くらいの物で、ラジアルマスターにもピッタリ合います。チョークケーブルと意外と接近してますが、工具が入りづらいだけで問題なしです。

 





マスター側より引き抜いていきます。ちょうどタンク下の箇所のホースにはゴムカバーみたいな物で覆われて、一回り太くなってます。温度対策か、タンクよる潰れ対策でしょうか。







取り付けはセオリー通り??、取り外しの逆で、エンジン側より取り付けます。どっちでも良いんですが.....。 








ノーマルと同じようにフレーム横を通してマスターに持っていくのですが...。

 





マスター側を取り付けると、こんなにホースが余ってしまいました。そりゃそうでしょ。ノーマルより15cmも長いのですから。 車体後ろ側に逃がそうと思っても、エアクリーナが邪魔でどうにも、うまいこと隠れてくれません。







この状態でハンドルを右に切るとホースとライトカバーが干渉します。ハンドルを右いっぱいに切ることもあまり無いので我慢できないことも無いのですが、どうもしっくり 来ないので、違う方法を考えます。






マスター側はこれくらいの長さがちょうどいいのです。が、タンク側ではこんなに余ってしまいます。

 





余った部分を、アクセルワイヤーと同じところを通すとピッタリに収まるのですが、今度は熱が気になります。フェードでしたっけ??熱でクラッチが切れなくなるのも 困るので、この案も却下です。







最後に落ち着いたのが、クラッチレバーより真っ直ぐ前に出します。感じ的には車体左外に向ける感じです。この状態で、ホースを少しタンク側に押し込んでやれば、ハンドルを 思いっきり右に切った時だけ、軽くライトカバーに干渉する程度です。
この方法は、KAZUMAXさんのHPを参考にさせてもらいました。ようは、マネっ子です。

 





最後にアルミ板より削り出した(削っただけの)ステーを取り付け、エア抜きで完成です。







フロントブレーキ側は、junさんより頂いた、本当にアルミから削り出したボルトに黒アルマイトした物に交換です。ネジはマイナスドライバーを使用するのですがさすが、アルミ。 少し力を入れるとドライバーの角の後が付いてしまうほどです。既に2個キズを付けてしまいました。










問題のインプレですが、

フロントブレーキ:少し効きがよくなった?????

リアブレーキ:結構効きがよくなったぞ!!!!

クラッチ:うん????まったく変化ない!!!!



鈍感人間には”猫に小判”の様な物でした。
まあ、最初の目的のであった、新品交換で数年間はホースのトラブルも無くなることでしょう!!

たぶん!!









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