デジタル水温計の取り付け
GSX−R1100Wは今更ではないですが、水冷のエンジンです。したがって、メーター内には水温計のメーターもあります。
が、この水温計”冷たい”、”ちょっと熱い?”、”熱い”くらいは判断できる???かもですが、キッチリした温度は全く判りません。
前回、”いろいろメンテ”とこでも書いてたように、ラジエターファンの回転する温度105℃がノーマルのメーターではレッドゾーン
のちょい下あたりで、なかなか気持ちのいい物ではありません。個人的には、メーターフルスケールの中間あたりでラジエターファンが回転(105℃表示)してほしいものです。
と、言うことで水温計をデジタルに交換です。
(不要になるノーマルの水温計は撤去間違いなしです。何か便利な物を入れてみたいです。…予定)
が、すでに油温用のマルチテンプメーターが付いてます。
なぜマルチメーター??
Answer:時計がほしかったのが一番の理由。あと、電圧計も。
なぜ油温??
Answer:GSX−R1100W標準が油温設定にされてて、オイル交換時についでにセンサーも取り付けてくれると店の人が言ったから。
と、油温にこだわる必要は全く無いのです。
しかし、現在付いているものを外すのも、ちょっと抵抗が。
じゃあ、デュアルテンプメーターにしたら両方が使えて良いのですが、値段が高くて。
では、センサーのみ購入し、とりあえず油温センサーには休憩してもらい、水温をマルチテンプメーターに表示させよう。で、いつかデュアルテンプメーターにステップアップするか、
水温、油温の切り替えが出来るようにしてみるか!!と、言う結論に達したのです。
既にタンクが下ろされ、お目当ての水温センサーが見えています。写真上が水温メーター用、下の白いやつが前回お鍋で煮込んだラジエターファンのスイッチ用センサーです。

今回使用するヨシムラのデジテン用センサーです。テーパータイプです。(タイプC:PT1/8-28)
ラジエターキャップを外すとなみなみとクーラントが入っています。前回と同じ方法でちょっとだけクーラントを抜き取ります。
A4のファイルケースは専用工具として工具箱に収納されるほど便利なものです。

ホースを少しずつ緩めながらクーラントを抜いていきます。
当然手前にはペットボトル等でクーラントを受け止め、再利用です。

が、今回は勢い余ってホースがすっぽ抜け、クーラントがダダ漏れ状態。キャブの周辺はもちろん、プラグ周り、エンジン回り、カウル内部あちこちに飛び散ってしまいました。
ゆっくり慎重にやれば、クーラントは100%回収でき、完全に元の量に戻せるはずだったのに。
それより、クーラントが焼ける(蒸発する)匂い。ものすごく嫌な匂いがするんですよね。個人的には気分的にも大嫌いな匂いです。ラジエター破損を
思い出すので!!

では、センサーを抜きたいところですが、センサーとフレームの間に隙間が無くて工具が全く入りません。したがって、アルミの出かブツ(サーモもが入ってる)が固定してある
ネジを外しちょっとフリーにしてやります。でも、ラジエターに繋がるホースがまだ付いたままなので自由度は制限されますが、工具を入れる隙間は確保できます。

ノーマルセンサーです。なぜか黄色のヘドロみたいな物が付着しています。
ヨシムラのデジテン用センサーと並べてみます。

では取り付けです。特に何も考えずにセンサーを締め込んでいきます。なかなか締め込み完了の手ごたえが無いなと思いつつここらへんで辞めようかと思った
瞬間”パキッ”と音が。 一瞬締め込み終了の合図かなと思ってみたんですが、アルミのでかブツに異様な亀裂が.....。
締め込み終了の合図ではなく、締め過ぎ、作業終了、お金が飛んでく合図でした。
良く考えれば、テーパーだから締め込めば割れて当然だよな!!でも、どの程度でやめるんだ??相手がアルミだから悪いんだよ!!と考えながら....
でも前回、隣のファン用のセンサーを取り付けた時は何も無かったのですが....。ただ、テーパーではなかっただけでしょう!!

一応交換するので、割れたブツを取り外します。

速攻でパーツの値段を調べます。$27.62。どの程度現在の値段と一致しているか解りませんが、3000円もあれば余裕でしょう!!
またもや速攻で、ネットで見積もりです。他にもほしい部品があったので合わせて買えば送料無料ですから。
ちなみに、部品はまだあるのでしょうか????見積もり結果が気になります。
今回はタンクを下ろしたついでの作業だったのですが、この後本作業の方も調子が悪く、途中で中断。トホホです。
追記(09/03/03)
見積もりの結果出ました。
1.SUZUKI 品番[ 17662-46E00 ]
販売価格(税込) \0 × 1 個 = \0 廃盤
廃盤って事は、もう無いって事ですよね!!
はぁ、どうしよう。
少しの間Rは休憩ですね。
その2>>
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