いろいろメンテナンス







先日の伊豆オフ会でのトラブル以降全くメンテらしき物を一切していませんでした。ちなみに、 今年の車検も全くのノーメンテで通しました。ダメダメですね!!

来月には秋のオフ会があり、また”トラブル発生”じゃ皆さんにも迷惑をかけるので、連休が続く9/13より作業を開始することに。

項目は

1.キャブ分解清掃&アクセルワイヤー交換
2.プラグ交換
3.エアーフィルター清掃
4.クラポンカップステー製作 (自作ステーが突然ぽっきりと)
5.ウィンカー修正 (立ちごけをした時にウィンカーがカウルにめり込んだ)

この5つは、別ページになりますのでそちらを見てください。





で後は、もろもろも作業と、各部の清掃です。

本当は、アクセルワイヤー交換とウィンカー修正のみだったのですが、やればやるほど横道にそれて....



まずは基本のタンク取り外し。何時見ても、どれだけフキフキしても、綺麗にならないエンジンです。
これからキャブを取り外すのに、こんなにゴチャゴチャしてて取り外せるのか????


 

ちなみに、タンク後部にある黒いスポンジの棒。高さ20mm、幅30mm、長さ現物合わせ。これも今回交換しました。(マネっ子です)
ここにタンクが乗っかるのを始めて知りました。交換後はタンクがしっかり乗っかる感じがして、何か良い感じです。
古いスポンジはボロボロと粉が出てくるし弾力もなくなっているので、交換はなかなかのお勧めです。
スポンジの切り口があまりにもボロボロでちょっと恥ずかしい。 なので、交換後の写真はありません。





サイドカウル取り外し方法をちょっと記載しておきます。
1、緑のラインに黒のパネル(2分割)があるので取り外します。
2、赤丸の部分は車体外側から見えるボルトで、取り外します。
3、青丸はカウルの内側の黒いパネルを止めてるネジで、これも取り外します。
4、最後に黄色い丸ですが、ボルトが見えるので外しても良いのですが、カウル内を見るとクリップが刺さっているだけなので引っ張れば取れます。どちらでも簡単なほうを。
おそらくこれで、カウルは落ちてきますので注してください。(記憶だけで書いてるので間違ってたらごめんなさい)









このバイク、購入当初よりエンジンからゴロゴロ、ガラガラと異音がしています。一度スズキ二輪の紹介でバイク屋で見てもらったのですが、現状で特に問題なし。と言う結果に。
異音の発生箇所はミッション付近らしいが、自分ではジェネレータ付近ではと。(まあ、ジェネレータってミッションの上側ですから結果は同じなのかも)
そこで、オーナーズクラブより同じ現象の投稿が。異音の表現は違うが同類と判断。ジェネレータ奥のハウジングダンパー交換で直った実績があるそうだ。
パーツリストを見るも何やらハブダンパーに似た物がジェネレータの奥にあるある。
既にキャブが取り外されているので、よく見えるがおそらくこの中にあるのだろう。ばらしたい気持ちはある物の、ガスケットが付いている感じ。パーツの購入もしていないし、最低限ガスケットくらいは準備しておかないと、復活が出来るかどうかがわからなくなるので、今回は場所の確認だけでそっとおこう。
今後パーツの手配をしていつかは中身拝見させてもらいます。


 




一応エンジン、エアクリボックス、フレームと色々と掃除してみましたが、劇的な変化はありません。エンジンのフィンも全て掃除したのに。
それよか、ラジエターやエキパイを掃除したほうが良かったかも。






エンジン上部も掃除はしたが、自己満足の世界ですね。次回タンクを外すとまた汚れてるんでしょうから。
写真では見えずらいですが、ラジエターキャップの配管。後期型のに変更できない物でしょうか?
クーラントの交換が大変です。

 




とうとう、フロントカウルも取り外しました。これは、立ちごけでウィンカーがカウルにめり込んだのを修正する為です。
でもこの状態、ちょっと悲惨です。使ってもいない配線が縦横無尽に。以前使ってた、ヘッドライトディマーの配線、カウルに付けてるLEDの配線などなど。
不要なものは全て撤去。唯一ニュートラルスイッチの配線は残して。






タンク回りの作業はちょっと間ないので、タンクとリアカウルを取り付けて記念撮影。
個人的にはこの状態で、丸型のヘッドライトを付けてネイキッドにするのもかっこいいかも!!






作業はまだまだ続きます。
カウルステーを修正する時、コネクタが邪魔なので取り外してみると、錆びや、塩を噴いてるような箇所が。これは、当然清掃でしょう!!






コンタクトスプレー(接点復活剤)は仕事がら使用しないようにしています。理由は入社時より”最初は良いが、後々また接触が悪くなる”や、”かすが残るのでダメ”などである。仕事では、こんな時はアルコールで磨くか、それでもダメなら交換になります。
しかし、このコネクタは簡単には購入も出来ないし、メス側がアルコールで磨くことも不可能です。
で、初めてのコンタクトスプレーを使って見ることに。一応ネットで調べて、プラスチックに影響が無いものや、磨き方などを研究。そこにあったのが歯間ブラシを使ってメス側を磨くとあった。しかし、歯間ブラシは歯ブラシのように柔らかい素材なので、錆をこすり落とす事はないと思うがやらないよりはましかと、ゴシゴシ!!あまりブラシを突っ込んでコネクタのピンを広げないように注意しながら。気分的なもんです。
オス側は400番のペーパーを小さく切ってチョコチョコと錆落とし。こちらは効果抜群です。当然コンタクトスプレーを吹きかけてやってます。
掃除が終わったら、コネクタをはめたり外したりを数回繰り返して終わりです。






さて、なにが違うでしょう???

 

答えは、メーターの取り付け角度が違ってるんです。
左がノーマルで、右が加工後です。角度は手前に起き上がる感じにしています。
これは、メーター裏のスペースの確保の為です。フルカウルで色々とスペースが有るように見えるのですが、 メーターがハンドルマウントしてあるのでハーネス類が邪魔になるケースが多々あるのです。
下の画像にある、デジテン左は今までの取り付け位置、右が新しい取り付け位置です。今までは、メーターハーネスを避ける為に斜めに取り付けていました。
メーターをアップさせた事で、ちゃんと直角平行に取り付けられます。でも、ハンドルを右にいっぱいに切った時クラポンとちょっと干渉するのですが....。

 



さてメータのアップ方法ですが、最初はメーターステーを力技で曲げようとしましたが、硬すぎて全く変形してくれません。
メーターステーの取り付けは、メータの近くに10mmのソケットのネジが2本(写真左)と、タンク側(写真右)に少し小さめのナットで固定されています。 力技がダメならテコの原理?で。タンク側の取り付けに位置にスペーサーを噛ませば自動的にメーターパネルが起き上がります。スペーサーは5mmでは起き上がりすぎ、 3mmで適度な感じで起き上がってくれました。メーターとステムとの干渉もありません。

 




キーシリンダー周辺を見ると少し盛り上がってる感がありますが、特に違和感はありません。






では、フロントカウルを取り付けてどれほどのスペースが確保できたのか確認です。
このカウル、なかなかパズルみたいと言うか、知恵の輪みたいで、取り付けにはコツがいります。まあ、初めての取り付けだったのでそう感じたのかもしれませんが、 何回もハーネスの取り回しや、取り外しでやっと取り付け完了です。
ちなみに、この重たいフロントカウルは、カウルステーにライトユニットがナット4個で取り付けて、ライトユニットとフロントカウルはネジ6本程度で取り付けてあります。 もう少し簡素化すれば、軽量化にもつながるのに。ついでにカウルステーもアルミ製に出来れば....  いいでしょうね!!

 
追記
左側の写真をクリックすると、赤の矢印のネジがあります。ここのネジをプラスネジから、ヘキサゴンへ交換する事でフロントカウルのみ外す事(ヘッドライトは車体に付けたまま) が出来るそうです。ヘキサゴンネジの場合ななめより回す事が出来るのでこの事が最大の理由だと思います。
なぜ、ヘッドライトを車体に取り付けたままフロントカウルを外すのかと言うと、ライトを外す事で光軸がずれる可能性がある為だけです。
一番最初にフロントカウルを外す時はヘッドライトも一緒に外す必要がありますよ!!  (は、聞いた話ですが、信頼できるネタと思います)







スクリーン越しにはあまりスペースは解りませんが、横から見ると結構スペースが広がったのが解るとお・も・う・けど。どうでしょう!!
しかし、メーターがアップした証拠に、スピードメーターケーブルが、そのままでは届きませんでした。アウターチューブにクランプしてある箇所より少しずつ上に 引き出しやっと取り付け完了。今後メーターケーブルが切れる事も有るかもですが、それはその時に考えましょう!!

 






デジテンとの隙間も十分確保完了。









junさんから送っていただいた、ワンウェイバルブです。タンクに空気は入るが、ガソリンは漏れないぞ!!を取り付け。
ノーマルの黒ホースの間に付けても良かったのですが、出来れば車体と同じブルーのホースに変更したくて今まで作業が遅れました。
通常はガソリン用のホースは黒が定番。その他はグリーンとピンクはどこにでも有ります。しかし、ブルーとなると全く見たことがありません。
ちなみに地元の大きな用品店は全てチェックして全滅。

が、たまたま購入するものがあったので、いつも(地元)とは違う、西宮のDS2輪館まで。お目当ての物は売っていませんでしたが、 ここで、初めてブルーのホースを発見。通常は1m単位で売っているのに、これは50cmしかありません。しかも1本のみ。 とりあえず購入しないと今度何時目に出来るか解らない代物ですから即ゲットしときました。その後、伊丹のドライバーズスタンド、 バイクセブンに行ってもブルーは全くでした。



本来ならトップブリッジのセンターボルトの穴に突っ込むのですが、今回は後の企画があるので適当にぐるぐる巻きにしています。





やっと、完成です。
ネイキッド化も良いとは思いましたが、この姿を見るとやはり良いですね。
整備する前と比べてほとんど変化はないのです。多少綺麗になったかな??






ブルーのホースもなかなかいい感じです。



何事も無かったように試乗に出かけます。既に夕方近く、少し肌寒い感じがする頃です。
しかし、発進直後より違和感が。何かあったかい空気が上がってくるんです。最初は気のせいかと思っていましたが、
何気に信号待ちで水温計を見ると、針が、針が、半分を超えて真上を向こうとしています。こりゃ熱いわ!!

って、即エンジンOFF。ファンが回っていないのでしょう。走り始めると針は下がってくれるので、メーターの不具合ではなさそうです。今回メーターの照明も変更したもので....。

原因は、コネクタ清掃した時の接触不良??タンクを外した時のコネクタ接続忘れ??

最悪の事を考えて、強制ファン回転スイッチでも考えないとダメかも.....です。




エンジンを切っている状態で、油温96.2度、水温高めです。

ちなみに、タコメーターの上が青く光っていますが、今回の新兵器。
青く光るスクリーンです。
自分からは良く見えますが、前から見るとあまり見えません???またもや意味の無いものを.....

      水温、その後につづく....





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